タイ国政府観光庁東京事務所セークサン・スィープライワン所長インタビュー(2)

Global News Asia / 2019年9月26日 8時45分

タイ国政府観光庁 サークサン スィープライワン 東京事務所長(2019年9月19日撮影)

 2019年9月、新しくタイ国政府観光庁東京事務所に赴任したセークサン・スィープライワン所長。自らも料理するのが大好きだと言う。食について聞いた。

 ご自身も料理を作るのが好きだそうですが、何かこだわりのお勧めはありますか?

 「ゴールデンマンゴーを使ったカオニャオマムアンですね。これは、オレンジ色に完熟したマンゴーとココナツミルクをかけたもち米ですが、タイ人にはおやつとして昔から人気があります。特にゴールデンマンゴーの産地、ウドンタニー、ピチット、そして私の故郷チャチューンサーオで収穫されたものが特に美味しいと言われています。個人的には、もちろんチャチュンサーオが一番おいしいと思っています」

注)チャチュンサーオは、近年ピンクのガネーシャ像が有名で、バンコクからも気軽に日帰り旅行ができるスポットとしても人気。

 日本では最近、パクチーがサラダ食材としても人気です。

 「そうですね。日本での最近のパクチー人気は、嬉しい限りです。パクチーだけのサラダというのは、タイにも無い斬新な発想で驚きました。タイでも、パクチーは捨てる部分が無く全て使われています。根の部分は、カレーペーストに使っていますし、茎はサラダに使います。そして葉の部分は、ご存知の通り多くのタイ料理に使われています。料理の上にパクチーの葉を載せることで、その料理が完成したというシンボルとしての意味もあるんですよ。

 でも、日本で栽培されたものは、香りが少ないですね。これは、土壌や気候など環境の違いから来るものなのでしょう。タイでも、栽培地によって風味が微妙に違っているのですが、ラチャブリーとナコンパトムで生産されたものが人気で、多くのシェアを占めています。

 また、パクチーには血糖値を下げたり、脂肪が付くのを抑制する効果があるらしいことが分かってきました。タイでは、その効果を信じる人が増えています」

 タイは世界最大のハーブ産出国で、それぞれ薬効も期待できる。激辛スパイシーなだけが話題になりがちなタイ料理は、実は健康にも効果の高い医食同源の側面からも、注目に値いする事だろう。

 そして、主要観光スポットには何度も行ったという人には、こうした食材の産地を巡って食べ歩きと現地ならではの食べ方などを探求する旅も良い。今後、料理好きなセークサン所長ならではのキャンペーンなども大いに期待できそうだ。
【編集 : そむちゃい吉田】

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