【フィリピン】日本のバカげたお祭り騒ぎではない、故人を忍ぶハロウィン
Global News Asia / 2019年11月7日 5時0分
2019年10月31日~11月2日、日本では仮装大会のような大騒ぎイベントになってしまったハロウィン。
元々は10月31日に、人々が焚火をして、悪霊を追い払うためにコスチュームを着るという古代のケルト人のお祭りが発祥だ。
11月1日はすべての聖人を敬う日、11月2日はすべての魂の日として指定されていた。
人々は悪霊を遠ざけるために、墓の上に提灯を置く。 クリスチャンは、墓の上のロウソクは復活と永遠の命への信仰の象徴であると信じている。ロウソクを燃やすという伝統は、家族を結び付ける。
レイテ島メリダのこのCalungan Catholic Cemetery(墓地)では、ロウソクの価格は小さなものが2ペソ(約5円)から、大きなものは10ペソ(25円)。 3日間で2,000人が愛する故人の墓をお参りした。
以前は、墓地で夕食をとったり、墓地で就寝する人もいたが、最近は少なくなった。フィリピンのこの地域では、故人の好きだった食べ物、飲み物、嗜好品などを供える。
【取材/撮影 : Shane Nam】
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