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【ミャンマー】日本最古のアニメを紹介 「なまくら刀」など古典を上映 文化庁長官も出席

Global News Asia / 2019年11月17日 9時15分

上映会では、戦前の日本のアニメ事情なども解説した(ヤンゴン、撮影:北角裕樹)

 2019年11月7日、ミャンマー最大都市ヤンゴンで、フィルムが現存する日本最古のアニメである「なまくら刀」(幸内純一監督)など日本の古典アニメの上映会があった。文化庁などがミャンマーで進める古典映画の交流事業の一環で、ヤンゴンを訪問中の宮田亮平文化庁長官も参加した。流行ものではない作品の上映会にも関わらず、会場の国際交流基金ヤンゴン日本文化センターは、約60人のミャンマーの映画関係者や学生らで満員になった。

 上映したのは、1917年公開の「なまくら刀」の3バージョンや、セロファンなどを使って制作した「幽霊船」(大藤信郎監督)など。国立映画アーカイブの大傍正規主任研究員が作品を解説したほか、日本では戦前に家庭用映写機で使用されたアニメフィルムが発見される例があることなどを説明した。

 ミャンマーでは、東京芸術大学をはじめとして、日本のクリエイターらがアニメの技術の指導を行ってきた経緯があり、近年はCGアニメを中心とした制作スタジオも出てきている。
【取材・執筆 : 北角裕樹】

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