『文在寅とは? 』失敗したキムチ
Global News Asia / 2019年11月18日 6時30分
2019年11月、本当は、大統領にならせてはいけない人物だったのかもしれない。人としての評価が高い人物が必ずしも仕事に長けているとは限らない。ましてや、任期はあれど一国の主となる人間。
そんな大統領選びを、韓国と言う国は、毎回間違えている。少し猶予を持っていえば、選んだ当初は適任だったのかもしれないが、任期途中で腐ってくるのだろうか。それは、失敗したキムチのように。
文在寅は、長く釜山で人権派弁護士を生業にしていた。その案件の中に徴用工訴訟もある。だから日本人には、慰安婦問題の次に唐突に出たような気がするが、彼にとってはライフワークを権力の長に立って成し遂げようと言う弁護士精神が抜けていないのかもしれない。
ノ・ムヒョン大統領は弁護士仲間の一人だった。大統領府民情首席秘書官に抜擢され、大統領秘書室長にもなりえたのは、この伝手があったからだ。しかし、ノ大統領は、退任後に自殺した。彼は「政治殺人を犯した保守を倒したい」と身の丈に合わない野望を持った。もちろん、身の丈に合わないことは国民も知っていたから、一回は朴槿恵に負けた。しかし、任期半ばで彼女は逮捕された。その隙間に滑り込んだのが、文在寅だ。目的はひとつ、ノ大統領の敵を取ること。私憤だ。
彼の信念は、「弱者のための政治」だ。自殺を遂げた者は最も弱者だと考えているのだろう。弁護士としては適していても、政治家としてはどうだろう。
そして、NOを本人の前では言えない。韓国国内では、日本敵視の発言を躊躇なく語るが、日本関係者と会うと、いいおじさんの体でにこやかに話を聞き、うなずく。自分から発言することは少ない。NOを言わないからと言ってYESではない。そのあいまいさが国際政治の混乱を生む。
弁護士から突然大統領になった彼には、側近も派閥もない。先ごろ辞任したグ氏にこだわったのは、自分の味方になり得る相手が欲しかったと推測できる。そして、自分の足元を揺らがせる悲劇への階段を上り始めている。上り坂はきついものだが、彼は間違いなくものすごいスピードで駆け上がっている。まるで、ノ大統領に追いつこうとするかのように。
【編集 : LK】
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「韓国メディア体質の犠牲者」…外交復帰の元駐韓公使に「ファイティング!」 ソウルからヨボセヨ
産経ニュース / 2024年11月23日 7時0分
-
文在寅政権、軍事2級秘密のTHAAD情報を中国などに漏らしていた?=韓国ネットに批判殺到
Record China / 2024年11月20日 11時0分
-
韓国・尹大統領が任期5年の折り返し、「国政の乱脈ぶりは深刻化」と主要紙
Record China / 2024年11月15日 11時0分
-
尹大統領が育てていたトルクメニスタンの犬を手放す=韓国ネット「文在寅も…」「責任とは何か」
Record China / 2024年11月13日 15時0分
-
トランプ外交政策が「やりたい放題になる」根拠 2期目は好き放題にできる環境が整う
東洋経済オンライン / 2024年11月7日 18時0分
ランキング
-
1副業を探す人が知らない「看板広告」意外な儲け方 病院の看板広告をやけにみかける納得の理由
東洋経済オンライン / 2024年11月23日 19時0分
-
2神戸港沖合で貨物船と押し船衝突、押し船の3人投げ出され2人救助されるも1人死亡…1人不明
読売新聞 / 2024年11月24日 0時6分
-
3今田耕司 セット裏で「くっついてくる」大物女優 大胆行動でスタッフ全員に「あの2人デキてた?」と…
スポニチアネックス / 2024年11月23日 21時52分
-
4「70歳代おひとりさま」の平均貯蓄額はいくら?
オールアバウト / 2024年11月23日 19時30分
-
5「M-1」再び波乱続出 ファイナル経験コンビ多数落選にネット衝撃「信じられん」「やっぱ狭き門」
スポニチアネックス / 2024年11月23日 20時19分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください