ジェットスターグループとタイガーエア台湾インターライン契約を締結
Global News Asia / 2019年12月4日 17時45分
2019年12月4日、ジェットスターグループとタイガーエア台湾は、LCC間のパートナーシップとしては初となるインターライン契約の締結を発表した。
このパートナーシップでは、フライト検索エンジンを提供するDohop社の技術により、ジェットスターとタイガーエア台湾双方にとって主要なアジア太平洋市場における路線網が拡充し、利用者により多くの就航地やフライト、乗り継ぎの新たな選択肢を提供できることになる。シームレスな乗り継ぎサービスをアジア太平洋地域で提供できるようになった。
Dohopの予約システムを利用することで、利用者はそれぞれの会社のホームページ上で、ジェットスターとタイガーエア台湾の搭乗便と付帯サービスを組み合わせて航空券の予約・購入が可能となる画期的なもの。このほか国際線の乗り継ぎは、預け入れ手荷物を最終目的地までスルーでチェックインすることができる。
ジェットスター・ジャパン 片岡 優 代表取締役社長は「LCC間のパートナーシップがDohopを通じて可能となったことで、航空業界に新たな可能性が拓けました。本パートナーシップによって、当社とタイガーエア台湾の路線が合わさりネットワークが拡大し、より多くの路線や便、そして充実した乗り継ぎサービスをジェットスターのお客様に提供できるようになり、大きな期待をしています。これは『日本の空、世界の空も、もっと身近に。』というジェットスターのビジョンを実現するものです」
「ジェットスターでは、これにともないウェブサイト上に新たなプラットフォーム『ジェットスター・コネクト』を開設しました。このページからタイガーエア台湾の便を予約・購入できるため、お客様はより多くの就航地から路線を選択することが可能になります。今後、『ジェットスター・コネクト』をさらに拡充し、他のLCCともパートナーシップを築いていけるよう努めてまいります」と話した。
タイガーエア台湾 張鴻鐘 会長は「ジェットスターとタイガーエア台湾間の乗り継ぎを集約させたDohop社の検索システムにより、当社のお客様に一層拡充したネットワークやフライトを提供することが可能になります。台湾のお客様は、Dohop社のシステムを通じてジェットスターとタイガーエア台湾のフライトを一括予約してゴールドコーストまで旅行できるようになりました。また、日本のお客様は、ジェットスター・ジャパンの国内線ネットワークから乗り継いで台湾まで渡航可能となります。本パートナーシップにより、当社が就航していないゴールドコーストやメルボルン、プノンペンなどへのアクセスをお客様に提供することが可能となりました。これは個人旅行をするお客様が増えている傾向に対応したものです」と語った。
【編集 : MB】
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