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アメリカにお金が払えない。他国援助の裏で必要経費が調達できない韓国

Global News Asia / 2019年12月21日 12時15分

韓国の国旗

 2019年、これほど韓国が国家として正常に機能していないことを多くの日本国民が知ってしまった記念すべき年になった。

 第11次米韓防衛費分担特別協定(SMS)に向けた交渉で、韓国が米国に支払うべき金額に難色を示している。在韓米軍の環境措置など朝鮮半島以外における費用を韓国に求めているのだ。2019年12月18日までにもう5回も交渉は行われている。

 「一部の費用が技術的に韓半島の外で発生した場合でも、循環配置に必要な費用の一部を、かんこくが負担するのは合理的」と米国の交渉団は語る。

 韓半島において軍事作戦行動を取るのに必要な装備の確保や訓練を行うのはすべて韓国の防衛に関すること。そのために必要な巨額の費用をどう負担するかについて韓国側と協議するのは非常に適切。内政干渉はしたくないが、自国で自国を守れず、アメリカに委託するのならば、いろんな軍事同盟があっても、必要経費として支払うのは当然のことだ。

 在韓米軍には9カ月ごとに米本土から機甲旅団が循環配置されている。韓半島有事の際に、地上戦に投入される唯一の歩兵部隊だ。韓国には徴兵制度があり、有事に備えているとしても、所詮素人の期間部隊であり使い物にはならない。

 アメリカは、50億ドル(約5500億円)を請求をしていると言われるが、実はもっと低額だとのこと。韓国側の立場を聞き、調整し、妥協の末に減額したとアメリカはコメントしている。

 アメリカも、慈善国家ではない。自国の納税者の負担を減らすために努力はしなければならない。つまり、守ってほしいならば、韓国は実費を支払わなければならないのだ。

北 朝鮮など他の国に寄付をしている場合ではないのだ。もし払えないとしたら、アメリカには撤退してもらい、自国でプロを養成して、自国軍のみで戦う覚悟が必要だ。

 これに対して韓国側は、「従来のSMAにおける枠組みは変更できない」としている。次回の交渉は来年1月~2月に予定されている。しかし、接点を見出すことは難しい。

 文在寅大統領政権になって、今まで普通に流れてきたことが、できなくなったのは、能力不足だからだろうか。それとも、嫌われても北朝鮮に操を立てる乙女心が勝るのだろうか。
【編集 : OM】

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