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【ミャンマー】ラウェイの西、ドクターストップで敗れる 頭突きで大量出血

Global News Asia / 2019年12月26日 6時0分

ラウェイはバンテージを巻いただけの拳で戦う格闘技だ(撮影:北角裕樹)

 2019年12月25日、ミャンマーの伝統格闘技のラウェイで、カレン族の新年の祝う大会が開かれ、日本の西麟太郎選手が、地元ベテランのミョーゾートゥン選手と対戦した。序盤こそ西選手が優位に試合を運んだものの、第4ラウンドには、強烈な頭突きを受け大量出血した西選手はドクターストップを宣告され、TKOで敗れた。

 西選手は第1、第2ラウンドと、カウンター気味の左フックやレバー打ちで何度も相手をひざまずかせた。第2ラウンドは、ノーガードで近づく西選手を相手に、ミョーゾートゥン選手が後退するなど、西選手が圧倒する場面もあった。しかし、第3ラウンド後半以降、相手のパンチとヘッドバッドのコンビネーションなどで劣勢に。第4ラウンド開始直後に、飛び込むような強烈な頭突きを受け、西選手の頭部から流血、レフェリーが試合を止めた。

 ラウェイはミャンマーの伝統的格闘技で、形式はキックボクシングに似ているが、グローブをつけずバンデージを巻いただけの拳で殴り合うのが特徴。肘打ちや頭突き、投げなども有効で、「世界で最も危険な格闘技」などと呼ばれる。勇猛さで知られるカレン族は多くの有名ラウェイ選手を輩出しており、カレン新年の祭りで行われるラウェイ大会は数十年の歴史があるという。翌26日には、高橋真史選手が出場し、新鋭のナインアウンシン選手と対戦する。
【取材/執筆 : 北角裕樹】

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