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経済界から、文大統領への不満は爆発! 野党代表の発言に拍手と喝采

Global News Asia / 2020年1月4日 17時30分

韓国の国旗

 2020年1月3日ソウルで「2020年経済界新年会」が行われた。既報の通り、文大統領は出ていない。そもそも経済界自体も、文大統領の出席を望んでいるわけではない。逆に居ない方が言いたいことをのびのび言えて、自由だからだ。

 韓国メディアによると、野党の代表は声を上げた。「昨年の輸出は前年より10,3%下がった。それでも政府は『経済はうまくいっている』。経済界関係者の心痛を察します」。割れんばかりの拍手と喝采が沸き起こった。

 例年静かな雰囲気の中で行われているので、この拍手は異例中の異例だ。列席した政府関係者は、こわばった表情で居たたまれない状態だった。

 この新年会には、企業や政官界、労働界や駐韓公使使節ら、約1300人が出席した。青瓦台は「大韓商工会議所で2日に、政府の新年会を行った」という既成事実を突きつけた。なぜならば、文大統領自身が、既存の新年会には、就任以来3年出席を拒否しているからだ。拒否を公認させるには、1日でも前に同種の新年会を行えば言い逃れはなんとでもできる。

 それによって「経済を再生させようと言いながら、扱いが雑だし冷たい」と長い間経済界を引っ張ってきている経済人には、嫌われている。

 経済界は、文大統領の下では、韓国経済が立ち行かないと確信している。「『企業は国家だ』。経済が自由になることができるように規制を果敢に改革して、企業の士気を高める。そうして、はじめて投資が行われ、経済が再生してこそ国が蘇る」。この言葉にこそ、政治家には期待しない2020年韓国経済が読み取れる。
【編集 : BY】

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