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日本コンテンツ、ミャンマーに攻勢、映画、ドラマ、音楽など組み合わせ 平原綾香さんこの冬2回訪問へ

Global News Asia / 2020年1月30日 9時15分

ヤンゴンで開催された日本映画祭(ヤンゴン、撮影:北角裕樹)

 2020年1月30日、ミャンマーで日本のコンテンツ振興イベントがこの冬、立て続けに開かれる。10日にはヤンゴンで日本映画祭が開幕して、木村拓哉さん主演の「マスカレード・ホテル」などを上映。11日には、日本のドラマを紹介する「Jシリーズ・フェスティバルinミャンマー」でシンガーソングライターの平原綾香さんと森崎ウィンさんが歌うドラマの主題歌も発表している。お互いが重層的にコラボしたイベントを打つことで、日本文化の浸透を狙う。

 映画分野では日本政府は、ヤンゴンやマンダレーなど各都市での日本映画祭の開催に加え、1935年制作の日緬合作のモノクロ映画「日本の娘」をデジタル技術で修復。3月にヤンゴンで開催されるクラシック映画イベントで公開する。

 またドラマについては、11日のJシリーズで「おっさんずラブin the sky」など日本のドラマを紹介した。ミャンマーの地上波テレビ局MNTVで2月下旬から放送予定の森崎さんが出演する連続ドラマ「ハウス・ウィズ・ドリームス」の主題歌「MOSHIMO(もしも)」を平原さんと森崎さんがデュエット。平原綾香さんが作詞作曲して、ミャンマー語に直したもので、歌詞はすべてミャンマー語。すでに現地の音楽プラットフォームで配信を始めている。

 また、2月9日には「ジャパン・ミャンマー・プエドー」がヤンゴンで開かれ、平原さんは1か月ほどの間に2回ヤンゴンのステージに立つことになる。平原さんはカタカナでミャンマー語の歌詞を覚えて歌っており、「思い入れは半端ない」(イベント関係者)という。

 ミャンマーを巡っては、韓流ドラマやKポップが人気を博しているほか、中国と関係が深い企業がヤンゴンで映像コンテストを開くなど、各国が影響力の拡大を進めている。日本勢は複数のイベントやテレビ番組、コンテンツを組み合わせることで、戦略的に人気底上げを図る。
【取材/執筆 : 北角裕樹】

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