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新型ウィルスに「不安を抱くな」なぜか、楽観的な文韓国大統領

Global News Asia / 2020年1月28日 8時45分

韓国の国旗

 2020年1月26日、中国武漢を発生地とする新型ウィルスに罹患した患者が、韓国国内でも3名に増えた。

 これに対して、文在寅大統領は「過度に不安を抱くべきでない」というコメントを出している。保守野党は「深刻な状況を把握できないのんきな言葉」と評している。大統領の安易さこそが国民の不安を掻き立てて、国民の絶望感を生んでいる。

 3名の患者の発生にしても、現実に即対応せず、無策のまま検疫を指導しなかった国の責任が問われるだろう。こうした政府の態度は「自国民保護原則」という基準と関係ないとし、「保健当局は武漢に居住している韓国人住民・留学生の避難を急ぐべき」として「国民の安全よりも優先するものはない。国民の安全を徹底せず後手後手になれば、国民の非難を受ける」と保守野党関係者は語っている。

 しかし、中国は、責任を感じているのか、国内から人が出ることを制限し始めた。春節において、無尽蔵に人を流入させる国は日本。しかし、韓国への3000人の団体は、キャンセルさせている。

 そもそも、原因がわからない。武漢からネットを通して入る現状は、中国当局が発表している緩やかなものではない。死者数も当局が発表している数よりもはるかに日々増えているともいう。

 それを重篤にとらえてる中国人もいれば、日本で爆買いしている中国人もいる~中には、日本の健康保険が使えるから、発熱だけ隠して、入国してしまい、日本の最新設備の病院で治療した方が得だと考える中国人もいる。

 ただ、隣国である韓国には、潜伏期間中でもある中国人を送るのは、人道的ではないと中国は考えてる。だが、地続きなのだ。韓国も、深刻に考えなければならない。医療体制を厳格にしておくべきである。

 大統領がその危機感を持っていないのには、なんらかの対策をすでに持っているということか。だったら、中国当局に教えてやるといい。
【編集 : MB】

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