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フィリピン本格リゾート「ボラカイ島・中国人不在」ビーチホッピングで珊瑚・カラフルな熱帯魚の世界を堪能

Global News Asia / 2020年2月16日 6時15分

ビーチホッピング ボラカイ島ホワイト・サンド・ビーチからボートで出発し、北側のプカビーチに到着 (2020年2月15日撮影)

 2020年2月15日、フィリピンの人気リゾート地、ボラカイ島。この数年急増した中国人観光客らによって荒らされてしまったが、新型コロナウィルス感染防止で中国人旅行者の入国をフィリピン政府が大きく制限しているため、ホワイト・サンド・ビーチにあるビーチ・ホッピング・ボート乗り場でも、中国語を聞くことは無かった。

 相対的に欧米人旅行者の比率が上がり、マナーの良い旅行者が増えたため日本人旅行者にも快適な環境が整った。

 昨日、ボラカイ島を3年ぶりに訪れた群馬県の坂本さん(農業海外技術支援)は「今日は、ビーチホッピングに出かけました。昼食込のツアー参加料は1000ペソ(約2250円)。お得に南国の海をエンジョイできます。ホワイト・サンド・ビーチの浮き桟橋から朝9時30分に出発。北側のプカビーチで40分間、綺麗な砂浜の海を楽しみました。海の透明度が素晴らしいです。その後、少し沖に出て、シュノーケリングで珊瑚やカラフルな熱帯魚の世界を堪能。別のビーチでビッフェの昼食。他の海域で2回目のシュノーケリングをして、午後2時ごろホワイト・サンド・ビーチに戻ります。シュノーケリング用のマスクも貸してもらえます。ボートに乗船すると最初にライフジャケットを装着しますので安全です。ボートは20人乗り程度の大きさのものが多かった」と話す。

 日本では、新型コロナウィルスの感染問題が連日トップニュースで伝えられているが、初期の段階で疑いのある感染地域からの旅行者をシャットアウトし、すでに到着していた中国・武漢からの旅行者634人を強制送還したフィリピン政府の正しい判断は、ボラカイ島の安全を守った。観光立国を目指すフィリピンだが、自国民保護を最優先した当たり前の対応策を実施する実行力には、脱帽だ。
【編集 : UH】

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