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新型コロナウィルスの感染ルート「エアロゾル感染」公式に認めるー中国国家衛生健康委員会

Global News Asia / 2020年2月20日 6時45分

日本よりも、新型コロナウィルスへの対応が遅かった韓国。韓国ソウル仁川空港(2020年1月30日撮影)

 2020年2月19日、武漢で発生し、世界へ感染が拡大している新型コロナウイルス。中国政府は武漢市を閉鎖したが、その前に500万人もの人々が世界中に避難していた。

 日本は、複雑な事情から、結果的に多くの新型コロナウイルスに感染している可能性の高い中国人の入国を防げず、日本国内での爆発的な感染が心配されている。

 日本国内の多くの専門家は否定的な見方が多かった「エアロゾル感染」について、中国国家衛生健康委員会は、飛沫(ひまつ)感染と接触感染に加えて、霧状に浮遊する粒子に混じったウイルスを吸引する「エアロゾル感染」も主な感染ルートの一つだとの見方を公式に示した。

 上海市が2月8日に「エアロゾル感染」の可能性があるとの見解を発表していたが、中国国家衛生健康委員会は、2月9日の会見で否定していた。

 日本は、新型コロナウイルスに感染する可能性が高い危険国として、タイ王国では国民に対して、不要不急の要件がなければ日本への旅行を避けるよう呼びかけている他、日本人の入国を拒否する国も出てきている。
【編集 : UH】

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