ミャンマー株の外国人取引、口座開設の手続き始まる
Global News Asia / 2020年3月10日 15時15分
2020年3月10日、ヤンゴン証券取引所の上場株の外国人による売買の解禁に向け、ミャンマーの一部証券会社で、外国の個人と法人の口座開設の手続きが始まった。現状の制度では、外国人はミャンマーを訪れ、証券取引の専用の銀行口座と証券口座を開設する必要がある。実際の売買は20日に始まる予定だ。
10日午前、大和証券グループのミャンマーの証券会社「ミャンマー証券取引センター」では、日本人の投資家ら数人が口座開設の手続きを開始した。法人用の証券口座を開設するヤンゴン在住のある日本人投資家は、「長い間待ち続けた取引が始まる。長期保有して企業の成長を期待したい」と話した。
ミャンマー株を巡っては、大和証券グループや日本取引所グループの支援でヤンゴン証券取引所が設立され、2016年に取引が始まった。これまでは外国人の取引が認められていなかったが、ミャンマー企業の外国人の持ち株比率を35%まで認める新会社法の成立や、ミャンマー証券取引委員会の外国人取引解禁の通達などを経て、外国人と外国企業による取引が可能となった。ただ、銘柄によっては、外国人の株保有に監督官庁の認可が必要になる場合があり、3月20日の時点では、取引ができるのは一部の銘柄に限られるとみられる。
ミャンマー国内と国外に住む外国人のいずれも売買が可能だが、国外居住の外国人も一度はミャンマーを訪れて本人確認手続きを行う必要がある。また、国外の外国人は送金の関係上、ミャンマーの銀行にチャット建ての証券専用口座のほかに、米ドル建ての口座を開く必要がある。
【取材/執筆 : 北角裕樹】
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