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日本人開発のミャンマーカレーがお披露目 レトルトの「チェッターヒン」 母国で近く商品化へ

Global News Asia / 2020年3月29日 9時15分

試食会でチェッターヒンを盛り付ける保芦宏亮さん(ヤンゴン、撮影:北角裕樹)

 2020年3月9日、料理研究家の保芦宏亮さんが開発したレトルトのミャンマー風カレーの「チェッターヒン・極辛」の、試食会がヤンゴンのレストランで開催された。保芦さんは現在、ミャンマーで同商品を製造・販売する準備を進めており、一足早いお披露目となった。

 ヤンゴン中心部に新規オープンしたレストラン「ミスター・シェフ」で開催された試食会には、レストラン関係者や芸能人らミャンマーの食通数十人が参加。スパイスを多用して辛さが強く仕上げてあるカレーを味わった。

 2018年に発売した「チェッターヒン・極辛」は、テレビのグルメ番組に取り上げられ、レトルトカレーの味を競う番組で一位になるなどして、日本では品薄状態が続く。保芦さんは、ミャンマーの鳥肉カレーであるチェッターヒンを参考に独自のレシピを開発してレトルト化した。

 ミャンマーでは、現地の食品メーカーと共同で缶詰化し、3種類の味を用意。ミャンマー人の口にあう商品にアレンジして売り出す準備を進めている。ミャンマーではこれまで、レトルト食品はそれほど一般的ではなかったが、経済発展による中間層の拡大とともに商品が増えてきている。日本人の開発したミャンマー料理という話題性で売り込む。ミスター・シェフでのメニュー化も検討しているという。

 保芦さんは「ミャンマーの人に日本人の作ったミャンマーカレーを食べてもらいたい。ミャンマーで製造して商品化し、ゆくゆくは日本への逆輸入も目指したい」と話している。
【取材/執筆 : 北角裕樹】

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