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軍には、マスクがあった。でも、誰のもの? ー韓国

Global News Asia / 2020年5月4日 6時15分

フィリピンで売られている布マスク

 2020年5月、日本では、マスクは超品薄。最近は、開店直後にマスクは売らないと言う店が増えたから、それでも、思わぬ時間にマスクは売っているのかもしてない。しかし、ステイホームで退屈している人たちは、YouTubeなどを見て手作りマスクを作って、お互いに送り合いして、案外楽しんでいたりする。これが、日本のマスク事情だ。フィリピンでは、高機能マスクや使い捨てマスクの入手は困難だが、布マスクならどこででも買える。

 韓国では、郵便局や薬局で、名前のアルファベット順で、確実に購入できるシステムで成功していると聞く。しかし、ホームレスなど、役所に住所や名前を届けていない人には手に入らない。そして、欲のある人は、確実に買える分だけでは足りない。もっと多く手に入れて、闇で売って儲けたいと思うのだ。

 韓国軍には、マスクがある。KF94等級マスク数千枚。しかし、幹部が、2100枚のマスクを外部に搬出して、販売していた。

 これが発覚したのは、マスク支給のために、物量を確認した時だ。枚数が足りない。そこに、匿名の投書が来て、犯人が特定された。いつの世でも、密かにやったつもりが、見ている人はいる。または、利益に預かれなかった不満分子が腹いせに密告する。現在、軍事警察が調査中だ。

 ただ、韓国らしいのは、この軍幹部は、家宅捜査中に、自殺を図ったのだ。もちろん、命に別状はない。死ぬ前に、謝罪と、罪を認めることが先であって、自殺は逃げに過ぎない。

 軍的には、2100枚も盗まれていてもだ。マスクの保有量は充分で、兵士に配る分は問題ないとしている。

 どこに、売って、いくら儲けたのか、公表してほしい。それが韓国国民の言い分だろう。
【編集 : TS】

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