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フィリピン航空『セブ発日本行き直行便・新型コロナで欠航継続』6月30日まで

Global News Asia / 2020年5月23日 8時45分

フィリピン航空機のイメージ

 2020年5月22日、フィリピンでの新型コロナウィルス感染確認者は13,597人。死亡者857人。回復者3,092人となった。

 フィリピン航空は、セブから日本への直行便(セブ→成田、名古屋、関西)の運休期間を延長し、6月中の全フライトを欠航すると発表。直近では6月1日から運航が再開されるとアナウンスされていた。

 外国人入国禁止直前の3月19日に、フィリピン航空を利用してマクタン・セブ空港に到着した日本人旅行者は、直行便での帰国を諦め、6月9日朝のセブ→マニラ(エアーアジア)、マニラ→成田(JAL)のチケットを急きょ購入した。(マニラから日本へは、ANAが羽田行を週3便・JALが成田行きを週1便飛ばしている)

 マクタン・セブ空港のあるラプラプ市は、一般的コミュニティ隔離措置(GCQ)に移行され徐々に経済活動が始まっているが、感染確認者5人が出た地域(Barangay pusok)を完全封鎖、強力な自宅隔離措置の実施に入った。ラプラプ市の感染確認者は69人、死亡者3人、回復者27人。近隣のセブ市やマンダウエ市に比べ感染の広がりは少ないが、強い警戒でウィルス封じ込めを実行している。

 フィリピンでも最も厳しい感染対策措置・広域隔離措置(ECQ)が実施されているセブ市では、60歳以上の全ての高齢者を対象に4,000ペソの支援金を配布中。

 マニラでは、25万錠の偽の新型コロナ治療薬を中国から輸入した2人の中国人男性が、警察に逮捕され取り調べを受けている。
【編集 : Eula Casinillo】

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