セブから東京へ帰国【3】セブからマニラへ移動

搭乗はスムーズ(2020年6月9日午後撮影)

　2020年6月9日、セブ発マニラ行きZ2 776便(エアアジア・フィリピン)12時50分発は、ほぼ定刻通りに離陸した。

　搭乗口では、係員と搭乗者の接触を減らすため、搭乗者が搭乗券バーコードの読み取りを行う。IDカードの顔写真と本人との照合時のみマスクを外すよう案内された。

　このフライトの搭乗率は約50％程度。中には防護服姿の搭乗客もいた。3人のCAの内、2人は眼鏡型のゴーグルを装着、頻繁にアルコール消毒を行っていた。これまで機内で飲料やスナックなどの販売を積極的に展開していたエアアジア、事前に購入された食事を配るだけで、リクエスト対応でペットボトル水のみ販売していた。14時30分ごろマニラ空港に到着した。

　到着したマニラ空港第3ターミナルは、全ての飲食店が休業。4階にあるシャワーや仮眠に最適なThe Wings Transit Loungeも閉店していた。ターミナル間の無料シャトルバスも運休しており、タクシーで国際線専用の第一ターミナルに向かったが、フライト時刻の3時間前までは、中に入れないルールで運用されており、周辺のホテルに向かい待機を余儀なくされた。軍や警察の厳重な警備体制が引かれている。アシアナ航空のソウル乗り換え成田行きは、23時55分マニラ出発、チェツクイン開始時刻まで5時間。
【編集 : Eula Casinillo】