【闇深い韓国】言論抑え込み「壁に新聞を貼っただけの大学生」別件逮捕で、就職困難な前科者に
Global News Asia / 2020年7月7日 7時15分
2020年7月、25歳の青年が有罪判決を受けた。懲役刑ではない。罰金50万ウォン(約4万4500円)。ただこれからも彼には犯罪前科が残るし、就職や日常生活で不利益を受ける。ネットには氏名も永久的に晒されるから、おそらく、偽名を使う以外生きにくい人生が待っているだろう。
さて、彼は何をしたか。彼は地方の国立大学の体育学科に所属している。彼自身が積極的に政治活動をしていたわけではない。昨年のチョググ元法務部長官について連日報道されていた時、学内では賛否双方の集会が行われていた。「正義や公正を口にする人こそが、チョググを擁護する。偽善に気が付いた。ひいては現政権が青年の関心を買おうと金をやる。それで青年たちは依存体質になる。国の債務を未来世代に押し付けようとしているだけなのに」。
インターネットを通じて、全国大学生代表者協議会の存在を知った。全大協は、風刺とパロディを使い「寄付王・文在寅、国まで寄付する太っ腹な指導者」などと揶揄をした壁新聞を全国400カ所の大学に貼っていた。警察も大学も誰が貼っているのか突き止められなかった。
そんな中、彼は、新聞を貼る役目を引き受ける。彼の車は防犯カメラに映り、ナンバーを割り出された。そして「重大犯人」として逮捕されたのだ。
彼の弁護は、若手弁護士が無償で引き受けた。「2020年の大韓民国ではありえないことだ」が理由だ。表現の自由、民主化運動を、「表現の自由がある国」で裁判までしていいのだろうか。結果、不法侵入罪。
青年は、それでも前科が残る刑を言い渡された。彼は、見せしめとして逮捕されたのだ。自分の大学に不法侵入したとは、国際的にも理屈が通らない。
こんなことで逮捕され刑を命じられては、日本のネット社会は、逮捕者・犯罪者ばかりだ。韓国に生まれたことを後悔せよ、韓国の若者たちよ。君たちは、今息が出来ない場所に生きるのだ。国をだれか変えるといい。それがクーデターだと言われても。
【編集 : fa】
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