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フィリピン、ロシア製新型コロナワクチン(フェーズ3)臨床試験を10月から開始

Global News Asia / 2020年8月14日 7時45分

フィリピン・浜辺での物売りのイメージ

 2020年8月13日、フィリピン政府は、ロシアが開発し世界初の認可された新型コロナワクチン「スプートニクV」の臨床試験(フェーズ3)を、10月からフィリピン国内で開始する予定だと伝えた。
 
 ロシアで現在行われているフェーズ2の臨床試験は9月に終了する見込み。フィリピンでのフェーズ3臨床試験は、2021年3月まで行われる予定で、危険性が低く効果が高いと実証された場合、フィリピン保健省がこのワクチンを認可する。2021年5月までには、ドゥテルテ大統領もこのワクチンを接種する。

 フィリピンでの新型コロナウィルス感染確認者累計は、4,002人増えて147,526人(東南アジア最多)。死者は23人増えて2,426人。回復者は1,403人増えて70,387人。現在・新型コロナに感染している人は74,713人いる。検査を受けていない感染者の数は、この10倍以上いると見られている。8月15日からは、マスク+フェイスシールドの着用が義務化される。
【編集 : Eula Casinillo】

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