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文大統領の政策に、医療関係者はNo! 「コロナ感染防止、お手上げ状態に」

Global News Asia / 2020年9月6日 3時0分

ソウル 救急車のイメージ

 2020年9月、韓国・文在寅大統領は、医療人のストに関しても頭を抱えている。いくら譲歩案を出しても、OKはでず、ストは盛り上がる一方だ。

 第二波の新型コロナ感染の対策上、最前線の医療人が動いてくれないことには、世界一コロナに強い国家だと触れ回っている文大統領の面目が立たない。

 金なのか、休みなのか。そのどちらさえも与えず、医療人としてなすべきことをしてくれと言われても、医療人も人の子であり、好き好んで患者のコロナに罹患するわけにはいかない。なのに、国家は最前線に居続けることを求める。

 文大統領は、医師たちには「患者の健康と生命を最初に考えなさい。ヒポクラテスの誓いを忘れてはならない」と言う。あっさりだ。また、看護師たちには「ナイチンゲール憲章のもと、滅私で、患者に使えなさい」とも言っているとのこと。

 今ほど医師が必要な時はないとし、「政府は、新型コロナウィルス感染症による非常事態の中、医療空白がないようにしなければいけない」と建前を述べている。

 しかし、この事態は、充分起こり得ることだった。日本の戦争責任において、日本が合意金を出せば金ではない、謝意を現せば言葉で済ませる気か。そう言って、戦後75年経っても日本を責め続けてきたのは、韓国国民の代表である青瓦台だ。

 その青瓦台が、今医師たちに同じことをやられているとしたら…現実にやられている。医療人だって韓国国民だ。金でも言葉でも動かない。でも、金も言葉も欲しい。そして、患者なんか診ないで、自分の命の補償が欲しい。

 最低ではなく最高の、国家補償を提示してみてはどうだろう。ストから脱落する者もでるかもしれない。

 あらゆる不正の温床である青瓦台。短絡的な発想で新たに設立を目指す公共保健医療大学では、学力の入学試験(ペーパーテスト)は無く、推薦枠のみの試験制度。推薦と面接のみで新入生を選ぶ。議員や自治体関係者にコネがなければ、はじめから推薦はされない。そんなデタラメに医療関係者が激怒して、医師になるため研修中の学生も幻滅している。

 不正確な自国の天気予報以外に、日本の気象庁の天気予報も併せて伝えるテレビ局も増えている。韓国の青瓦台は、日本政府に基礎的な国の仕組みの教えを請う必要がありそうだ。
【編集 : fa】

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