情けない脅ししかできない韓国政府「人間の盾になる頼もしき医学部教授陣」

Global News Asia / 2020年9月7日 4時30分

ソウルの救急車 イメージ

 2020年9月、医師たちが政府の身勝手な医学部定員増員など医療政策に反発し無期限ストを繰り広げている韓国。

 医療界の団結は、政府の締め付けに反抗し続けている。医師たちに、新型コロナ対策を丸投げしている政府の立場は弱い。弱いながらも、ストライキに参加した医師たちに業務開始命令を発令する予定だと、脅しに近いことを政府は言い続けている。

 仮に逮捕してしまえば、医師たちは医療現場ではなく、拘置所に入って医療行為が出来なくなる。医師不足が加速する。韓国政府が考えることだ、先に罰則を作る。365日24時間診療をし続ける刑を執行しかねない。

 この事態を受けて、この医師たちの師に当たる大学教授たちが立ち上がった。今までは、どちらの側にもつかないスタンスだった。ストで人手不足になった病院に産休中の医師に、業務開始命令を政府が出したからだ。誰であれ、産後の当然の休暇であり、女性は特にホルモンバランスの安定を優先しなければならない、それが産休だ。また、赤ちゃんの世話もある。一番コロナに罹患しては、政府ですら責任の取りようのない時期だ。

 これには、教授たちの不満はついに爆発した。「愛する教え子の医師たちが誰一人不利益を被ることは、許されることではない。教授一同は辞職を含めてあらゆる団体行動を辞さない」と声明を出した。

 繰り返すが、教え子たちがストで不在の中、教授として教授の椅子にふんぞり返っているわけにはいかない。今の医療現場には、教授たち自らが率先して入っている。それでも、空いた時間に、教授たちのデモも始まった。「教え子に手を出すな。まず、教授から告発しろ」というカードを掲げた。

 韓国政府は、1日から3日間予定していた医師国家試験の実技試験を1週間延期した。1週間延期したとて、事態が改善するはずはない。

 韓国には、優秀な医師が揃っていると聞く。しかし、無医師国への道を歩み始めたとも言える。
【編集 : fa】

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