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【タイ】中国人のセコさにビーチスタッフも唖然=ラン島「中国城」

Global News Asia / 2014年7月4日 11時30分

ラン島の観光客の主役は中国人。海の家の名称は、「中国城」。(写真は、ラン島に来ていた地元の女性。横柄な人が多いので中国人は苦手ですと言う)

 2014年7月2日、昨今、中国人の海外でのマナーの悪さは世界各国で聞かれるが、タイ・ラン島でも問題になっている。ラン島にはパタヤから船で向かうがヨーロッパ人は個人旅行客が多く、片道40~50バーツの船を利用する人がほとんど。一方、中国人は団体旅行で、高速モーターボートを利用し歓声を上げるハイテンションの人が目立つ。中国人観光客に高速ボートが人気なのは、他の船を追い越すことで、自尊心をくすぐる効果が高いからだ。

 ビーチベットの使用料金は、1人、100バーツ・約300円。(更衣室・シャワー込み)に設定されている。ヨーロッパやタイの人たちは、普通に支払うが、ある中国人の家族連れは半額にしろと強気に交渉していた。この人が特殊なわけではなく、中国人全般にこのような傾向が強い。

 ビーチスタッフによると「中国のお客様は、ほとんど団体で来られます。ビーチでのすべての料金が含まれたパッケージツアーでの場合は、問題は少ないんですが、個人で直接お金を支払う場合は、すごく厳しいんです。中国人以外のお客様は、普通にお支払いをいただいています。タイ人だって値切ってこないのに中国人はガンガン値切ってきます。中国人は迫力がすごくて押しが強いです。もちろんタイ語は話せないのですが、中国語でドンドン大声で攻めてきます。ただ、一番多いのは中国人のお客様で、ツアーに組み込んでもらわないと、ラン島の観光自体が成り立たないんです」と言う。

 ラン島の観光業は中国人がいなければ成り立たない状況だが、中国人のマナーの悪さとセコさには、ほとほと手を焼いている。いまや経済大国となった中国人のマナーと思いやりの精神が世界標準に達する日が1日も早く来ることを切に願いたい。
【編集 : 大玉】

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