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『韓国で、大企業のCEOになりたい人はいるか! GM社長語る』ひっちゃかめっちゃかなスケープゴートに

Global News Asia / 2020年10月2日 16時30分

韓国GMのWEBページから

 2020年10月、韓国GMの社長は、オーストラリア国籍だ。似たような経歴では、日本の日産の元CEOゴーン氏がいる。

 自国民では、会社に営利をもたらさないと考えた時、大きい会社ほど、有能な他国籍の人材に委託する。ガゼム社長もその一人だ。彼は、今年7月「違法派遣」の疑いで起訴され、出国禁止措置中だ。就任したのは、2017年9月だが、韓国GMを巡る違法派遣論争は過去8年余り続いている。就任前から続いていることで、責任を取らされたというか、一種のスケープゴートにさせられたとも言える。韓国人のCEOであれば、そう簡単に犯罪者にすることもあるまい。

 2018年、群山工場閉鎖直前の労組との交渉をし、その際に労組に監禁迄され暴力自体も直接経験している。韓国人がいかにものを考えず暴力行為に出るかを、身をもって知っているのが、ガゼム社長であろう。それから四苦八苦の末、労使や政府よる交渉を取りまとめた。それによって、韓国GMの裁判所主導の会社再建を免れた。会社を潰さず、自主再建まで持ち込んだ立役者が、自分で行ったことではない理由で犯罪者になる。韓国ではめずらしいことではない。

 「自分の子どもに犯罪者と思われるかと思うとつらい」とガゼムCEOは吐露している。

 その上で、「韓国には有能な人材が誰も来たがらない」と断言した。韓国の企業は遥か昔からたくさんの犯罪案件を抱えている。繰り返すが自国民を犯罪者にしたくないだけに、他国からCEOとして雇ってきた他国民を犯罪者にして、韓国国内では、何も問題がなかったことにする。「韓国でCEOになれば、数百件の犯罪で起訴される。韓国の融通の利かない労働法体系と非現実的な政府命令、そして予測不能な司法が、国際的企業の経営を締め付けている」。

 韓国人は、常に憎むべき対象、犯罪者になる外国人を探している。
【編集 : fa】

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