カンボジアから世界へ羽ばたくベンチャー企業! 楽天トラベルを経て、SpaciaNetを起業
Global News Asia / 2020年10月10日 8時0分
2020年10月、今回 ご紹介するワ コラさんは、2004年から日本に留学。電気通信大学大学院で社会知能情報学を専攻し、2011年に同大学卒業後は楽天株式会社で楽天トラベルの予約システムの開発に2年間携わり、その後カンボジアに帰国して、ITサービス起業の傍ら通訳、その他日本関連事業などを経て今の会社を立ち上げた。
当時、日本でのカンボジアのイメージは酷く、カンボジアのインターネットは大丈夫ですか? 電話はちゃんと取れますか? などのちょっと不安な質問をよく受けたとワ コラさんはいう。
会社設立の発端は日本で知り合った今の奥さんと一緒に、日本カンボジアのBBQ交流会に参加した時のこと。そこで知り合った薬剤師の日本人は、カンボジアで弁当屋、クリニックなどを経てNGOを立ち上げるが厳しい状況になり、一緒にこのAirXpressサービスを2015年6月に設立した。
主に日本の民泊の海外向け管理を行い、民泊オンラインゲストコミュニケーションサービスに特化。日本のインバウンドの追い風を受け、コロナ禍前には従業員80人を抱える企業に成長する。
しかしコロナ感染拡大により新規採用をやめたが、解雇はせず、20%の勤務時間削減と希望退社を実施した。従業員を意地でも守っていく姿は経営者の本随を貫く凄さを感じる。
以前は、交通渋滞検索アプリ Chatmuk Traffic を開発など、いろいろな事業にもアンテナを張り、現在は SpaciaNetを立ち上げる。
この会社はスペースとインターネットを掛け合わせ、インターネット上のスペース王国という意味の名前で、オフィスシェアリング、貸し会議室、キッチンシェアリングなどをデジタル化し、自社はダイアモンドツインタワーの16階を主に日系企業への賃貸、15階をオフィスシェアリングとするビジネスを展開している。
日本でも未だ無い様なアイディアをコロナ禍に合ったビジネススタイルとしても、一歩進んで事業化している様だ。
将来の展望としては、日本のコンビニの24時間無人化は必ず来るという中、そのカスタマーサービスを一手に引き受けていくのが、今後の事業展開になっていくという。どんどん進めて行く姿は今あるカンボジアの発展を牽引しているようにみえ、日本のバブル時代を思わせる活気が窺える。
若い人に夢と希望を与える事で、カンボジアの若者のモチベーションを高め、未来へつなげていきたい。と言うのが今のコラさんの夢だ。カンボジアではIT最前線でこれからも活躍して行く事であろう。
【編集 : RO】
この記事に関連するニュース
-
1年で5倍成長、リモートワーク×ビジネス職×正社員特化型求人の「Remoful」がリモートワーク転職理由を公開
PR TIMES / 2024年4月24日 18時45分
-
遠藤浩彰・貝印社長「挑戦を後押しし、伝統を守りながらも 新たなものを生み出し続ける企業でありたい」
財界オンライン / 2024年4月23日 7時0分
-
「起業家精神を発揮し日本を元気にしよう」
財界オンライン / 2024年4月11日 18時0分
-
失敗しない起業で大金が手に入る…連続起業家「身の丈ビジネスのヒントが得られる"身近な情報源"」
プレジデントオンライン / 2024年3月28日 17時15分
-
小さな会社をすぐに売る"連続イグジット"で40歳リタイア目指す…自由な人生を手に入れる究極の方法
プレジデントオンライン / 2024年3月27日 20時15分
ランキング
-
1真榊奉納を「断固非難」=ロシア
時事通信 / 2024年4月25日 21時22分
-
2新防衛戦略の策定提案へ=「欧州、属国集団にあらず」―仏大統領
時事通信 / 2024年4月25日 22時43分
-
3豪雨被害で死者200人超 アフリカ東部タンザニアなど
共同通信 / 2024年4月26日 9時15分
-
4米国、ニジェールから軍撤退を表明(ニジェール、米国、ロシア、中国)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年4月26日 1時50分
-
5焦点:トランプ氏政治集会の舞台裏、聴衆はなぜ熱狂するか
ロイター / 2024年4月26日 12時59分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください