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【フィリピン・セブ州】ディスカウントショップで売れるのは、安価な食品と生活必需品ーラプラプ市

Global News Asia / 2020年10月30日 7時0分

家庭用 小型クリスマスツリー ラプラプ市のディスカウントショップで、2020年10月29日撮影

 2020年10月29日、マクタン・セブ空港のあるラプラプ市でも、多くの一般市民の収入が、新型コロナ感染による経済の縮小化の影響を受け、激減している。

 日給をベースにした雇用形態の人も多く、これまで比較的収入に恵まれていた空港関係者の中でも収入が激減。正規雇用者は少なく臨時雇い的な条件での就労が多いからだ。

 稼働していないホテルや、規模を縮小しているホテルも多く、就労日数が新型コロナ感染拡大前の3月上旬に比べ、3分の一以下に下がった人も居る。

 しかし、仕事を維持できている人は良い方で、多くの人が職を失い、新たな仕事を探しているが簡単には見つからない状況が続いている。

 ラプラプ市のディスカウントストアでは、クリスマスツリーや装飾品が並べられている。ツリーは家庭用の小型なもので200~300ペソ(約500~700円)台が中心。まだ、ほとんど売れていない(販売のピークは11月中旬)。客の多くは、安価な食品と生活必需品の購入だけだ。治安の悪化も懸念される。
【編集 : Eula Casinillo】

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