コロナ禍 日本人初「カンボジア〜ラオス陸路国境越え」大丈夫か!
Global News Asia / 2020年10月30日 20時0分
2020年10月29日、コロナ禍で陸路は完全封鎖となっている中、カンボジアからラオスへ陸路で向かう3人の日本人がいた。
一人はビエンチャンに住む日本人、もう一人はカンボジアに住む日本人、最後の一人はコロナ禍で、航空便が極端に減った3月から、ハワイ、香港、韓国、カンボジアから、ラオスへ入国した経験を持つビジネスマンだ。
ラオス入国に必要な書類は、ラオスの企業からの招聘書を元に、ラオス外務省からカンボジア入国管理局に宛てた<カンボジア出国・ラオス入国許可証>を発行してもらう。この時期、日本人が陸路で国境を超えるのは初めてらしい。
同時に労働許可証と在留許可証をラオス国内で申請して貰い、申請済という証明をカンボジアのラオス大使館に送ってもらい、カンボジアのラオス大使館で、その二つの書類を受け取った時点で出発の準備が始まる。
出発72時間以内に取得するPCR検査は、プノンペンにあるnational institute of public healthで行い、130米ドルを支払い翌日の17:00から結果を受け取れる。
その3つの書類を揃えて、ハイヤーでカンボジア〜ラオスボーダーへ。ハイヤーは会社によって違うが、プノンペン〜ボーダーの片道をアルファードクラスの車で250~300米ドル前後。
前日の22時にプノンペンを出発し、翌朝9時に到着予定で出発したが、朝7:30頃に到着した。入国管理局には人影は見れず、誰一人いない。そこで3人は近くにある食堂へ行くと制服にバッジをつけたスタッフがコーヒーを飲んでいたので話を聞くと、まだ早いので、座ってラーメンでも食べなさいと言われた。
何時にオープンするのかは分からなかったが、やはり私達のために、大事な朝のコーヒータイムを邪魔されたくないのであろうか。
その後一緒にビルディングへ向かい、要求された書類とパスポートを渡し、スタンプを押してもらう。
すると、いくらでも良いから置いていって下さいと、賄賂の要求が有った。金額を聞き返すと一人5米ドルで二人分下さいとの事。合計10米ドルを渡し、写真を撮ってカンボジア側を無事通過した。
ここのボーダーはビエンチャン〜ノンカイ(タイ側の街)の様に運行バスは無く、ハイヤーにはラオス入国管理局まで荷物を運んでもらった。
その後ラオス側でも通関手続きを終え、賄賂20万キープ(約2200円)を支払い、時間は30分ほどかかったが、私達以外には誰もいなかったのでスムーズに終えた。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1ダミー会社でポケベル製造 イスラエル、米紙報道
共同通信 / 2024年9月19日 21時1分
-
2共和党知事候補「私は黒人ナチ」 トランプ氏痛手、大統領選激戦州
共同通信 / 2024年9月20日 8時34分
-
3深層韓国 〝サムスン凋落〟の日 半導体は「歩留まりの悪さ」で米大手から見放され…TSMCに受注競争で敗北 囁かれる「韓国こける」の現実味
zakzak by夕刊フジ / 2024年9月20日 6時30分
-
4《深セン市で襲撃された10歳男児が死亡》「私の子が何か間違ったことをしたの?」凄惨な犯行現場、亡くなった男の子は「日中ハーフ」と中華系メディアが報道
NEWSポストセブン / 2024年9月19日 18時5分
-
5NYダウ、史上最高値を更新 初の4万2000ドル台
日テレNEWS NNN / 2024年9月20日 7時3分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください