コロナ禍「カンボジア〜ラオス陸路国境越え」パクセからビエンチャンへ
Global News Asia / 2020年11月2日 8時0分
2020年10月29日、カンボジアからラオスの陸路国境を越え、パクセのcovid-19検査場でPCR検査を終えて隔離が始まる。【既に配信した コロナ禍 日本人初「カンボジア〜ラオス陸路国境越え」大丈夫か! の続報です】
ホテルはラオス covid task forth committee の指定する6つのホテルの中から、suansawan villa hotel&resort を選択した。オーナーのクワンさんは人柄も良く、サービス精神の旺盛な人で、至れり尽くせりのサービスで寛いだ隔離生活の3日間を送る事ができた。
スイミングプールは使えなかったが、3度の食事に工夫を凝らし、ししゃもや豆腐料理なども出してくれた。料理は何を食べても美味しく、特にラオスの地鶏は格別に美味しく頂いた。
夕食時には弾き語りが入り、インターナショナルシンガーと自称する彼は、北の酒場など日本の曲も3曲披露してくれた。掃除も行き届いており、隣の部屋を見ると、チェックアウトが済んだ後にマットレスを立てて丹念に掃除をしていた。入り口のビルは広い中庭を覗くプールサイドビューでその奥にはコテージがある。家族連れには大きなバルコニーのあるコテージがお勧めだろうか。
PCR検査の結果は2日目に陰性と出たが、県ごとに違う移動許可制度となっているため、それを取得するのは週末を挟んだせいもあり、4日後の月曜日と告知された。
しかしそこはラオス。知り合いに一本の電話を入れてもらい、前日に出発しても良い事にしてもらった。移動許可は後ほどビエンチャンに送ってもらえる事になっている。
出発は11月1日朝5時。予約を入れておいたハイヤーは5時を過ぎても電話に出ない。3度目の電話でやっと出たが、やはり英語が通じず、ホテルオーナーのクワンさんの出番。彼に電話に出てもらい、どこで何していつ来るのかを把握できる。クワンさん曰く、5時と言えば6時に到着が当たり前と笑っている。何故か通じ合う会話が楽しい時を刻む。
前日に朝5時の出発を告げると朝食は4時30分には用意しておくとクワンさんから言ってきてくれた。日本のおもてなしを超えるおもてなしをラオスの長閑な田舎町で出会えるとは思いもよらなかった。
朝6時に出発後、昼食はラオス地鶏のピンガイ。宮崎地鶏に勝る香ばしさ、弾力性、軟骨のコリコリ感、久しぶりにラオス料理を堪能した。
その後、13号線をひたすら北上し、お土産の干物屋に立ち寄り、昔懐かしいポン菓子の様なお米のスナックを購入。17時30分頃にビエンチャンのクラウンプラザに到着する。
後はビエンチャンcovid tusk fourth committee から自主隔離の許可ができ次第、隔離パッケージから解放され、自宅へ帰る事になる。
果たしてパクセで3日、ビエンチャンで2日で終わるのであろうか? 法案改正後すぐなので処置の仕方は興味がある。
10カ月ぶりのクラウンプラザは、今までの繁盛期が嘘の様にひっそりしている。クラブレベルは閉鎖、2階のビュッフェも閉鎖。日曜日の17時30分頃の到着だが、ロビーにも人影は見えない。
【編集 : RO】
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