韓国政府がアメリカ人に「新型コロナ生存キット」を贈る 中身はシルクの扇子など
Global News Asia / 2020年11月24日 5時0分
2020年11月、韓国での新型コロナ禍は、依然として収まらない。ワクチンが間に合わなかったこの冬は、自国民の自助努力にすべてを委ねる方向に、政府は決めた。
しかし、自助に対して、使うべきは金銭的援助であり、正直国のお金は、自国民に使われるべきものだ。それがどんな些細な金額であっても、それが政府の存在価値だ。そして、政府から補助を受けている団体にもそのスタンスを徹底させる機関としての存在でもある。
1966年から1968年まで韓国で平和奉仕団の一員として、女子高生に英語を教えていたアメリカ人の元に、韓国政府から贈り物が届いた。「新型コロナ生存キット」だ。中には、「あなたの韓国への献身に対する感謝のしるし」とのメッセージカードと、マスクやティッシュペーパー、手袋や朝鮮人参、シルクの扇子と、箸とスプーン2セットが入っていた。
マスクやティッシュ、手袋は「生存」の意味としては何となく理解できるが、他のものには、なんの意味があるのだろう。
この平和奉仕団は、1966年から1981年まで15年間、若いアメリカ人が教師や医療者として韓国で奉仕活動を目的として活動していた。その数2,000人。韓国はこの期間、世界では貧しい国という認識で見られていた。
今回の「新型コロナ生存キット」は、このうち514人(中途半端な人選だが)に贈られた。韓国政府が運営している韓国財団名でだ。
「涙がでるほどうれしかった」と、元団員は語っている。
お金の使うべきところが違うのではないだろうか。そう思うのは、筆者だけだろうか。いったいなんのためのプレゼントであり、コロナの生存にどう関係するか説明が欲しい。
【編集 : fa】
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