新型コロナワクチンの遅れは、大統領のせい 韓国
Global News Asia / 2020年12月31日 6時0分
2020年12月、韓国に駐留する米軍関係者のための新型コロナワクチンは到着し、12月29日から接種が始まった。キャンプの中にいて韓国人と接しなければ、ある意味、感染リスクは格段と下がる見通しが立ったということだ。
しかし、韓国国民のワクチン接種開始時期は、速くても2021年2月になる見通しだ。それも、第四波とも言われる昨今になる前に関係者が表明した楽観的観測であり、現実には冬の期間に接種できるかは、絶望的とも言われる。
これに対しての矛先は、文在寅大統領へ向けられている。大統領が積極的行動に出ず、口ばっかりで、耳障りの言い言葉を並べているということだ。
政府の新型ワクチン確保への対応には、緊張感がない。海外生産ワクチンがなかなか手に入りづらいのは真実だが、それは国際協調を普段から怠らなければ、韓国だけは見捨てられないのにという国民のエゴもある。また、生産に時間がかかっている国内生産ワクチンに過度に、政府が依存しているからという説もある。
治験件数が少なく、長期的な副作用(副反応)を含めて、新しいワクチンが人体になにを及ぼすかはわかっていない。保健省は、ワクチンの安全性を確認することが重要だと強調する。ワクチンを早急に打たねばならないのは、罹患者の多いアメリカとイギリスと名指しした上で、死亡率を考えるとワクチン以外に選択肢はないからとしている。つまり、韓国の死亡者はまだ1000人未満だから大丈夫らしい。
韓国が世界初や世界で2番目のワクチン接種国になる必要はないとまで述べている。
そう言う状態で、コロナに始まりコロナに暮れる今年も終わっていく。韓国人は、誰かのせいにして、自分は悪くないとする人格は、まったく変わりがなかった。それは、2021年になっても変わらないだろう。さて、文大統領の支持率はどこまでいってもズルをしなければ回復困難だ。
【編集 : fa】
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