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文大統領と苦楽を共にした 最後の閣僚だった 外務大臣更迭

Global News Asia / 2021年2月1日 8時15分

韓国のイメージ

 2021年1月、韓国・文在寅政権が発足して4年。最後まで文大統領と運命を共にするかと思われた外務大臣が更迭された。「GSOMIA破棄!」おばちゃんだ。おばちゃんは、英語に堪能で、その他怖い顔を一定に保つ以外は、可もなく不可もなく敵もいなく、逆に更迭される理由が見つけにくいから、4年も勤められたのであろう。

 その英語は、トランプ元大統領とその側近に気に入られる話術だったのか。バイデン新大統領には受け入れがたいものだったのか…時期的には、そんな憶測も出るけれど。

 おばちゃん、2020年12月の国際会議で失言をかましていたのだ。「新型コロナへの挑戦が、北朝鮮をさらに北朝鮮らしくした」。北朝鮮がよりいっそう閉鎖的になったと言ってしまったのだ。確かに2020年一年みていると、北朝鮮からかなり拒否られている。しかし、それは、イコールコロナ問題とは、冷静に考えれば違う。うっかりの一言が命取りになった。

 北朝鮮は、新型コロナ罹患者はいないと公式発表している。それは、おばちゃんにとって、信じがたいことだった。でも、突っ込んではいけないことなのだ。北のお姫様・金与正が、ソッコー「おこがましい妄想」と猛抗議した。きっちり清算してもらう、代償を払わせるという意味で。一部マスコミでは、与正嬢のデスノートに書かれたとも揶揄されている。

 世界中が知っているように、文在寅大統領は、北からの使者(と思われるくらい)だ。北の顔色が、政治方針の中で最優先事項だ。お姫様が、飛ばせと言えば、従わなければならない。アメリカの大統領が代わったタイミングという大義名分もある。

 おばちゃんは、今、「疲れた」「なにもしたくない」と語っているそうだ。確かに、怖い顔をキープすると、眉間に鬼皺もできるし。自由の身になったのだから、北の刺客に狙われないように、夫のクルーザーでのんびりしてほしいと思う。だいたいの港で、その英語力は使えるから、さ。

 なお、おばちゃんの悲願「GSOMIA破棄」はきっとないだろう…お疲れ様でした。今度は、笑顔で会いましょう! 。後任の人は、文ファミリー的なお友だち。ベトナムでの米朝会談で大きな失敗をした人。疑心暗鬼な文大統領。適材適所の人事は苦手らしい。
【編集 : fa】

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