【ミャンマー】与党NLD党員2人、拘束された 翌日に死亡、拷問の疑い
Global News Asia / 2021年3月16日 9時30分
2021年3月15日、ミャンマーでクーデターを起こした国軍側による、与党NLDの党員が拘束された直後に死亡するケースが相次いでいる。3月6日には、最大都市ヤンゴンのパペーダン郡区で、また、8日にはヤンゴンのシュエピタ郡区で、いずれも当局に拘束されたのちに死亡する事件が起きている。市民団体などは拷問の可能性を指摘している。
パべーダン地区のNLD幹部のキンマウンラッ氏(58)は、6日午後9時30分ごろ、自宅に母と妹と3人でいた時に、警察と軍の混成部隊およそ30人の家宅捜索を受けた。そして理由を明らかにしないまま、キンマウンラ氏を拘束して連行した。どこに連れていかれたのかも家族はわからなかったという。
そして翌7日の早朝、警察署から「本人は死亡した。遺体をミングラドン郡区の軍傘下の病院に取りに来るように」と連絡があったという。家族の代わりに病院に赴いた市民団体職員は、「私が遺体を見たときは肩、足と手などに茶色いあざがあった。頭からは血が出ていた」と話す。死亡したキンマウンラ氏は2020年総選挙ではパべーダン地区の選挙運動を仕切る立場だった。
また、8日にも、NLDのシュエピタ郡区幹部のゾーミャッリン氏(46)が拘束され、同様に翌日死亡したとの連絡があったという。このほか、NLDの地方幹部や、その親族らが家宅捜索を受けたり、拘束したりされるケースが相次いでいる。ミャンマーの市民団体によると、2月のクーデター以降、すでに2100人以上が拘束されるか、訴追されるなどしている。
【取材/執筆 : リンニャントゥン・北角裕樹】
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