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LGBTは認めない・ソウル市長選候補の見解ー韓国

Global News Asia / 2021年3月21日 5時0分

ソウル

 2021年3月、男性として生まれたけれど、心は女性だ。またその逆もある。女性だけど女性だけしか好きになれない。またその逆もなる。性の多様化が認められつつある現代。

 韓国軍の軍人が性転換の手術をしたことによって、除隊になったということは既報済みだ。残念なことに、この軍人さんが、自ら命を絶った。韓国は、自殺が解決策と思われるほど多いが、この軍人さんに関しては、それだけではないなにか複雑なものを感じる。

 男性の場合だが、性転換して女性ホルモンを充填しても、DNAは男性のままなので高齢化した時に、男性がかかりやすい病気になる(日本では、カルーセル真紀さんが今苦しんでいる)。心は女性でも、女性ホルモンを充填することで精神のバランスを崩して、自殺を選択する人も、あまり知られることなく多い。

 性は、その人だけの問題であり、法律で縛ったり、他者がどうこう言う問題ではないと思う。

 さて。2021年4月7日投開票のソウル市長選(前市長も、自殺だ)の有力候補で野党の代表が、毎年ソウル中心部で行われる、LGBTのパレードに関して「拒否する権利の尊重」と否定的な見解を示している。

 文在寅大統領も、大統領候補時代に「同性愛は好きではない」と述べている…今は、そのスタンスを曖昧にしている。

 保守の国・韓国では、パレードについて「好ましくない」と考える人が50%いる。好ましいと考える人が25%で倍だ。

 拒否したいならば、見なければいいし、語らなければいい。それをnewsにしない新聞やテレビを選択すればいい。ネットではその項目はスキップすればいい。それだけ知らなくていい自由は選べる。

 ただ、LGBTが嫌いで否定しても、その人たちも1票持っていることは魅力的らしく、「今後ソウル市民の知恵を借りたい」と持論を、世論に置き換えようとしている。

 男でなく女でなく、人間ではだめなのか?
【編集 : fa】

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