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「政教分離の無い国」韓国

Global News Asia / 2021年4月4日 21時30分

韓国のイメージ

 2021年4月4日、政治家であっても一人の人間だ。信仰の自由はある。しかし、政教分離は、政治を行う上で必須項目だ。

 日本は、神の国と呼ばれるので、一応神道が主流なのかもしれない。しかし、政治家が、神社を公人として参拝した場合、日本のみならず、世界中の国から叩かれる。特に、韓国の悪口雑言は筆舌尽くしがたいものだ。

 まあまあ、政治家も下世話な人間の一人ではあるので、宗教団体に自分を政治家でいさせるための「票田」があると踏んだら、神道系キリスト系仏教系と節操なく、信者として所属している。ある意味、確実に政教分離ができていないだろう! と突っ込める一つの政党(宗教側のトップが七三分けのおじいさん)の方が、信仰力はまっすぐかもしれない。

 さて、今日(日曜日)は、イースターだった。イースター=復活祭。キリスト教の重要な日だ。韓国は、キリスト教信者が多い。文在寅大統領も、キリスト教信者なのかもしれない。ただ、キリスト教は、カトリック系とプロスタント系と大きく2つに分かれており、その2つの中でも、とても細分化されている。なので、自分をキリストの再来だと信じている教祖もいる(有名どころで、すでに鬼籍に入ったが、統一結婚式で有名な韓国の教会とか)。本当に、キリストの教えを聖書通りに守っている人もいれば、なんちゃっての人もいる。

 今日の文大統領のSNSには、こんな言葉が書き込まれていた。「イエス様の復活を喜んで迎え、これまでに類のない危機の状況でも忍耐と分かち合いで希望をつくってくださった国民の皆様に尊敬の気持ちを表す」と。いやいや、イエス様の復活と、国民への尊敬の気持ちは、文章的には意味が合わない。

 さらに「イエス様の復活のように、我々も、苦難の歴史を、希望の歴史に変えていく」と宣言した。

 筆者も洗礼を受けたクリスチャンの一人ではあるが、イエス様が本当に復活しているのならば、永久に死なない姿で今もどこかに現れるべきではないかと不謹慎にも思っている。復活したと思いたい信者の気持ちを洗礼後でも持てないでいる。

 イエス様、キリスト教。韓国国民には耳障りのいい言葉だ。それで支持率が上昇するなら、文大統領だって、にわかクリスチャンになるだろう。だめだよ、そんなことに、イエス様、復活祭を使っては…案外、文ちゃんって、合同結婚式系か、意外とヤスクニ信仰だったりして…。
【編集 : fa】

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