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【セブ・パシフィック航空】機材の増強計画を推進「今月8機目のエアバスA321neoを受領」

Global News Asia / 2021年4月10日 5時0分

セブパシフィック航空 最新鋭機 A321neo

 2021年4月2日、フィリピン最大のエアラインであるセブ・パシフィック航空は、エアバスA321neoを受領したことを発表した。今回の納入は、エアバス社に発注した計47のナローボディ機のうち8機目となり、機材増強計画に沿ったもの。

 A321neoは、エアバス社の客室スペースを有効活用するレイアウト「Space-Flex」を導入することによって機内の快適性を損なうことなく、従来の機体より31%の定員を増加した236席を備えている。

 使用しているシートは、世界的に有名なレカロ社が人間工学に基づいて設計したもので、足元のスペースが広くなった。また、すべての座席にUSBポートが装備されており、機内で携帯機器を充電することができる。

 A321neoは、燃料費を20%削減するとともに、従来の航空機と比較して二酸化炭素排出量を約50%削減するなど環境面でも大きなメリットがある。4月9日から運航を開始し、フィリピン国内路線に投入した。

 これにより、セブ・パシフィック航空の機材構成は、A321neoが8機、A320が25機、321ceoが7機、A320neoが5機、A330が7機、ATR 72-500が6機、ATR 72-600が13機の計71機となる。

 また、ATR貨物機を2機とA330貨物機1機を保有。セブ・パシフィック航空が所有する機体の使用年数は平均5.7年と、世界で最も新しい機体を使用している航空会社のひとつ。

 日本路線は、4月20日からマニラー名古屋線、4月21日からマニラー成田線が運航を再開する予定。
【編集 : Eula Casinillo】

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