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またか! 万葉集は、韓国で書かれた文学?

Global News Asia / 2021年5月12日 5時0分

韓国のイメージ

 2021年5月、韓国では今、日本の万葉集は、韓国が作ったものだとする説を打ち出している、またか! 。

 万葉集は、奈良時代末期に成立したとされる。日本最古の和歌集だ。天皇や貴族から下級官人や防人、大道芸人や農民などいろんな身分の者が詠んだもので、作者不明も4500首内2100首以上ある(身分を問わない点で、朝鮮人のルーツになる人も入っていた可能性は否定しないけど)。原本はなく、後世に様々な人によって編集された。

 韓国人は主張する。韓国の新羅郷歌分析に適用した研究方法論で、無作為(この時点で、作為を感じる)で抽出した650首を分析した。すると、もれなく、韓国手法で作られていると言うのだ。

 万葉集は、ある意味、日本のアイデンティティである。古事記や日本書紀よりも民衆に近いものだ。それを韓国の手法で作られたと言われても…。さらに全4516首を、韓国と日本の研究者でセッションしながら共同研究しようとも。

 確かに、万葉集を語る時、朝鮮半島と緊密な関係にあった古代日本の天皇家との関係がクローズアップされる。だからといって、韓国で詠まれたものだと今後著作権を要求する気なのだろうか。

 「令和」という元号も、万葉集由来と言われている。つまり、令和は韓国の国土だとか言ってきそうで、なんだか、共同研究の前に、しっかりした精神鑑定をお願いしたい。
【編集 : fa】

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