中国からの新型コロナワクチン「本当に、国民の手に渡りますように」ミャンマー
Global News Asia / 2021年5月17日 5時0分
2021年5月2日、在ミャンマーの中国大使館は、新型コロナワクチン50万回分が最大都市ヤンゴンの九空港に到着したと発表した。
まだクーデターが起きる前の1月には、30万回分の無償提供を申し入れ済みだったので、20万回分、約7割分増やして送ったと言える。
中国は、今回のクーデターに対して、国連安全保障理事会で、ミャンマー国軍を一切非難していない。それでいて、ワクチン提供で、ミャンマーへの貢献度はアピールしている。
元々ミャンマーは、インドからのワクチン調達を先行させていた。1月末には、アストラゼネカが開発し、インドの地場セラム・インスティテュート・オブ・インディア(SII)が生産している「コピシールド」150万回の提供を受けていた。実際に、接種も開始されていた。
ほどなくクーデターが始まり、政府系病院の医療従事者から軍事政権に対して職務放棄が起こっていた。軍政下でのワクチン接種を拒否する国民も多い。
そして、中国製ワクチンの安全性もまた確たる証明はない。なぜ、こんなに気前よく出すのか、人道的にもワクチン成分になんらかの成分が忍び込んでいるとも考えられる。
記事は、上段でおしまいだ。ミャンマーの内情について記事を書きたくても、現地ジャーナリストが政治犯として次々に拘束されている状態で、ニュースが入ってこない。クーデター自体もひどいものだが、世界中に解決策のないコロナに関して、ミャンマーの国民は、安全でいるだろうか。効果が約束されたワクチンが、闘いの無い場所で安全に打たれているだろうか。どうぞ生き延びて欲しいと、私見だが書き添えておく。
【編集 : fa】
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