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【フィリピン・セブ】新型コロナで経済危機強まる、食料品売り場も閑散

Global News Asia / 2021年5月27日 6時0分

ガイサノ マクタン アイランドモール 地下の食料品売り場で2021年5月26日16時ごろ撮影(フィリピン・セブ州マクタン島ラプラプ市)

 2021年5月26日、フィリピンでは、新型コロナウィルス・N501Yやインド変異型などの影響で、昨年の3月から始まったロックダウン(移動制限)は、制限レベルが何度も変更され現在も継続中だ。

 観光業への依存度が高いセブ州では、多くの観光業従事者が職を失った。新型コロナ収束の先行きが不透明なため、郷里に帰った人も少なくない。無償で農地を借り、自給自足の暮らしを目指すという。悲壮感は少なくポジティブな考え方は力強い。

 ガイサノ マクタン アイランドモール 地下の食料品売り場も閑散としていた。昨年5月はレジでの支払いの行列が長く、30分前後待たされることが多かったが、この日は待ち時間は3分前後。品揃えは潤沢だが、このモールに買い物に来れなくなってしまった人が多い。

 ラプラプ市長も、セブ州知事も、観光大臣も、観光再開に向けて要望や調整を行っている。
【編集 : Eula Casinillo】

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