正しい選択を示してくれた国ー台湾
Global News Asia / 2021年6月10日 5時0分
2021年6月、チャイニーズ・タイペイ。野球の台湾代表が、東京五輪への世界最終予選出場を辞退した。中華民国棒球協会が公式Twitterで表明。つまり、少なくとも台湾からの野球出場、五輪の来日はない。
台湾は国全体で新型コロナウィルスの防御を行っていた。一時は、それも成功し、持続するかに思えたほど、対応が速かった。しかし、今年になってから、罹患者が急激に増え、政府が危機感を持ち対応を続けている。
自粛ももちろんしているが、交友範囲が広く感染拡大が予想される台湾プロ野球選手の派遣は、早々に断念していた。その後は、アマチュア選手を中心としてチーム編成での出場を模索していた。
しかし、1オリンピックに、代表選手とはいえ国民を犠牲にすることはできない。苦渋の選択だったようだ。しかし、強行出場という結果よりも、それまでの努力過程に重きを置いたと言ったところだ。
このパンデミックを、「山が大きすぎて動かなかった」と表現した。
国民の命と、たった数週間の一部の利権のためのオマツリ。天秤にかけるまでもなく、どちらが大切か、真の政治家ならばわかるはずだ。この英断に、拍手を贈ろう。
【編集 : fa】
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