トラベルバブルって、GOTOとは違うの？ 韓国

チェジュ航空

　2021年6月、新型コロナの「感染予防」、「感染後の重篤化」の防波堤になるのが、ワクチン接種だ。しかし、ワクチンを接種したからといって、インフルエンザ同様罹患する可能性はある。医療薬に絶対はない。

　韓国では、そんなワクチンを接種した人向けに、早ければ7月から「一部の国」への海外旅行が解禁されるとのこと。

　旅行を解禁すれば、ワクチン接種のスピード化が図られる…韓国人はそんなに単純なのだろうか。政府が防疫信頼国家と認定した国に団体旅行を本格推進する「トラベルバブル(隔離義務なしで自由に行き来できる域内)」だ。

　社会的・経済的に結びつきが強い隣国たちが、その枠組みの中で新型コロナ感染を防止しつつも、旅行の選択肢を勝ち得る。コロナ禍が長期化し、経営危機に見舞われている航空・観光業界へ「バブル」をもたらす。

　今のところ、シンガポールやタイ、グアムやサイパン(北マリアナ連邦)など防疫信頼国家であり地域にトラベルバブルを打診してきた～感染増加中の台湾からは断られた。今もって、もろ手を挙げて、「うちの国に来てください」という国は判明していない。

　これ、日本政府が大好きなGOTOとどこが違うのだろうか。他山の石にはしないのだろうか～しないよね、日本嫌いだし。

　限られた国でも、ワクチンを接種していても、今が我慢のしどころではないだろうか。バブルがはじけた…日本にはそんな過去があります。もちろん、あの頃(バブル時代)はよかったという国民も一定数いるけれど。
【編集 : fa】