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自国の英雄として認めていないのはどちら? 韓国

Global News Asia / 2021年7月10日 6時0分

日本オリンピックミュージアム WEBページ

 2021年7月、巷は静かなのに、東京オリンピック。やってもやらなくても儲かる人がいるのは確かな祭り。かつては、参加することに意義があるという日本国らしい言葉で彩られた祭りも、今や金をとらねば人にあらずになっているのは、いったいどうしてだろう。

 さて。新宿に「日本オリンピックミュージアム」がある。そこに、1936年ベルリンオリンピックのマラソンで金メダルを受けた、孫基禎氏の写真が、日本の歴代金メダリストと並んで展示されている。

 その事実を韓国の大学教授が「日本の観覧客が見たら、彼を日本人だと誤解する可能性がある」と、JOCと東京オリンピック組織委員会に抗議メールを送った。「国籍が、韓国であると明記せよ」との要求と共に。

 日本人は、そんなに、バカではないです。日本人にも「孫」という名字はあるけれど、孫氏に関しては、2019年の大河ドラマ「いだてん」でも、不幸な歴史の中でのオリンピアンとして登場したので99%の日本人が間違えるはずはない。

 そもそも、1936年は、日帝時代であり、韓国は存在しなかった。もっと言えば、1945年以後に、大韓民国が成立した。そんなわけだから、韓国籍の孫氏は存在しえないということになる。IOCでも孫氏が、日本代表としてオリンピックに出場した経緯を、HP上で明らかにしている。

 韓国社会には、実際には存在しえない法律である「遡及法」や「国民情緒法」が蔓延っている。遡及法は、過去の出来事を現代の法や倫理で裁くもの。国民情緒法は、韓国国民の感情によって司法判断が左右されることだ。法治国家を名乗るならば、在ってはいけないものだ。

 今回訴状にあげられた孫氏は、金メダルを受けた後、明治大学に入学した。後年、母国に戻り、ロス五輪やソウル五輪の韓国陸上選手育成に従事した。常に「スポーツマンは、平和の問題に真摯に向き合わなければならない」というスタンスに居た。1951年朝鮮戦争下で、韓国が不参加だったボストンマラソンでも、優勝した日本人選手に祝電を送ってくれた懐の大きい人だ。スポーツは、国境や国籍を超える。

 韓国籍にこだわる韓国人こそ、差別していいですよと言っているようなものではないか。孫氏の歴史を頭に叩き込め。
【編集 : fa】

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