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ワクチン不足で、約3万人の偽受験生! 韓国の誇り・自慢の「K防疫」崖っぷち

Global News Asia / 2021年7月23日 7時0分

救急車イメージ

 2021年7月22日、新型コロナ感染を早期に封じ込めたとして、韓国政府が自慢していた「K防疫」は、今、崖っぷちの状況になっている。

 危機感が薄れて、ワクチンの調達が後手に回り遅れてしまったからだ。契約ベースでは、1億9300万回分のワクチンを確保したとしているが、実際に届いたワクチンは、1860万回分だけ。ワクチンが接種できた人は僅か13%に留まっている。同一銘柄のワクチンが不足しているため、1回目と2回目に別の銘柄のワクチンを打つ「交差接種」を推奨している。

 インド型(デルタ種)の感染拡大で、ワクチンを早く接種したいと考える人が増えているが、政府関係者などにコネがないとスムーズに接種できない状況に陥っている。

 11月に行われる予定の大学修学能力試験の受験資格を、9月の模擬試験に申請した人に限定。この模試に申請した人は、8月からファイザー社のワクチンを優先的に接種できる。前年に比べ現役ではない受験者が3万人増えた。この3万人は、ワクチンを接種するのが目的の偽受験生とみられている。
【編集 : LM】

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