【タイ】観光開国へ向けて準備が進む『10月からバンコクも再開か』
Global News Asia / 2021年9月5日 17時0分
2021年9月5日、タイの新型コロナ感染確認者は未だに毎日15,000人前後で推移しているが、タイ国政府はプラユット首相が6月頃に提唱した、10月には外国人観光客を受け入れるという計画に、大きな変更はなく実施に向けて進められているようだ。
タイでは、厳しい行動制限が敷かれていたが、9月1日から規制が一部で緩和された。緩和されたのは、飲食店での店内飲食とデパート、ショッピングモールの再開。また、国内長距離バス、タイ国際航空(タイスマイル航空)やエアアジアなど国内線の運航が再開した。
こうした中で、タイ国政府観光庁(TAT)のユタサック・スパソーン総裁も、10月にもバンコク都、チェンマイ県、パタヤ(チョンブリ県)、ブリラム県、ペチャブリ県、プラチュワップキーリーカン県で、プーケットやサムイ島と同じ形式の外国人旅行者受け入れ計画を実施する提案を行うことを、明らかにしている。
観光客受け入れ第1段は、7月1日にプーケットの「サンドボックス」、7月15日にサムイ島などでの「サムイプラス」が実施され、8月中旬にはパンガーとクラビを含めた「サンドボックス」へと拡大している。
そして、10月1日に予定されている第2段では、バンコク、チョンブリー(パタヤ)、ペッチャブリー、プラチュアップキーリカーン(ホアヒン)、チェンマイが対象となり、10月15日に予定されている第3段では、21県が追加。さらに2022年1月1日からは、隣接国との「トラベルバブル」を開始予定だ。
≪2021年10月15日開始予定の21県≫
北部:メーホンソーン、ランプーン、プレー、ナーン、チェンライ、スコータイ。
東北部:ウドンタニー、ノンカーイ、ブンカーン、ウボンラチャタニー。
東部:ラヨーン、チャンタブリー、トラート。
中部:アユタヤ、カンチャナブリー、ラチャブリー。
南部:ラノーン、トラン、サトゥーン、ソンクラー、ナラティワート。
≪2022年1月1日から「トラベルバブル」開始予定の国と県≫
カンボジア:スリン、サケーオ、トラート。
ミャンマー:チェンライ、ラノーン。
ラオス:ナコンパノム、ノンカーイ、ムクダハン。
マレーシア:ヤラー、ナラティワート、ソンクラー、サトゥーン。
【編集 : KK】
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