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『GENSAN PUNCH 義足のボクサー(仮)』釜山国際映画祭に参加 日比共同制作

Global News Asia / 2021年9月7日 10時30分

『GENSAN PUNCH 義足のボクサー(仮)』から

 2021年10月6日から10月15日に開催される「第26回釜山国際映画祭」に、フィリピンの映画監督ブリランテ・メンドーサ氏の作品『GENSAN PUNCH 義足のボクサー(仮)』がノミネートされる。

 メンドーサ監督は、カンヌ国際映画祭監督賞、ヴェネチア国際映画祭審査員特別賞などを受賞したアジアを代表する名監督の一人。

 実在の日本人の物語を元に脚色。日本の俳優 尚玄が演じる日本人義足のボクサーが困難の先に人生を見出していく感動のストーリーとなっている。

 主演の尚玄さんは「コロナの影響で1年以上撮影が止まっていた本作でしたが、みんなの意地で何とか完成させ、釜山国際映画祭でワールドプレミアを迎えることが決定しました。 実は釜山はブリランテ・メンドーサ監督との出逢いの場所で、その時にこの企画の話をしたのが全ての始まりでした。その思い出の土地でこの映画を初披露できることは、とても意味のあることだと感じています。

僕らのことを信じてくれた メンドーサ監督、そしてフィリピンと日本の仲間たちに改めて感謝を伝えたいです。そして直純、ウチらに物語を託してくれてありがとう。僕自身がそうだったようにきっとナオの物語が誰かの背中を押してくれると信じています」と話す。

主演:尚玄(SHOGEN)
1978年生まれ。沖縄県出身。大学卒業後、バックパックで世界中を旅しながらモデルとして活動。2004年帰国、俳優としての活動を始める。2005年戦後の沖縄を描いた映画『ハブと拳骨』でデビュー。2008年NYで出逢ったリアリズム演劇に感銘を受け、本格的に芝居を学ぶことを決意し渡米。現在は日本を拠点に邦画だけでなく海外作品にも多数出演している。近年の主な出演作は『セクシャルドライブ』(21/吉田浩太監督)、『Come and Go』(21/リム・カーワイ監督)の公開が控えている。

ストーリー
幼少期に右膝下を失い、義足で生きる男が、プロボクサーになるという夢を諦め切れずフィリピンに渡る。現地の人々の陽気さと生命力、自分と違う価値観や誇りのあり方に触れ、少しずつ成長していく男。そこで出会った老練のトレーナーに、幼いころ別れた父親像を重ねながらプロのリングを目指す。

監 督 :ブリランテ・メンドーサ
プロデューサー: 山下貴裕、クリスマ・ファジャルド(Krisma M Fajardo)
脚 本 : アリピオ・メリー・ハニリン・ジ
撮 影 : ジョシュア・レイルス (Joshua Reyles)
主 演:尚玄
出 演 : Ronnie Lazaroj、Beauty Gonzalez、南果歩、他
デジタル/カラー : 110分

制作 :Center Stage Productions(フィリピン)、GUM(Gentle Underground Monkeys)(日本)
【編集 : Eula Casinillo】

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