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【フィリピン】非常事態宣言を来年9月12日まで1年間延長

Global News Asia / 2021年9月13日 14時0分

フィリピンのイメージ

 2021年9月12日、フィリピン政府は新型コロナウィルス感染拡大が続いているため、国家非常事態宣言を延長し2022年9月12日までとすると発表した。

 新型コロナ対策と封じ込めのための対応努力において、迅速な対応基金を含む適切な資金を引き続き投入する。

 生活必需品の価格の監視と管理、そして影響を受ける人々への支援を実行すると伝えている。

 フィリピン・アクティブシニア日本人会「マクタン島木曜会」のメンバー尾田慎二(71)さんは今回の延長について「世界最長のロックダウンが継続されることになってしまいました。夜間の外出禁止や年齢による行動制限。マスクやフェイスシールドの着用義務など、厳しい状況が続きます。フィリピン政府の1年の非常事態宣言の決定は、熟知しての苦しい葛藤の中での判断だと思います。仕事も無く取り残された多くの貧困層をどう救済して行くのかなどは、各地の自治体に任されています。政府から自治体への資金がスムーズに送られることを祈るばかりです。保健省は、デルタ株の蔓延ピークはこれからになるだろうと予測しているようです。経済や観光についての今後については、具体的なビジョンが示されておらず、政府の動向を注目しています」と話している。
【編集 : Eula Casinillo】

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