【フィリピン】中之条グローバルフードデザインコンペティションで、Platinum Prizeを受賞
Global News Asia / 2021年11月10日 18時45分
2021年11月10日、猪俣マリヴ(Mareve Inomata)さんは、中之条グローバルフードデザインコンペティションで、Platinum Prizeを受賞し、オンラインで授賞式が行われた。
フィリピン観光省のジェニファー山本さんによると「マリブさんは、フィリピンに住む両親の手料理に刺激を受け、幼い頃から料理への情熱を抱いていたマレヴ。大学ではホテル&レストランマネージメントの学位を取得し、料理の道を歩み始めました。
さらに知識を深めたいと思い、2017年に東京のABCクッキングアカデミーで専門的なクラスを受講し、ケーキのライセンスを取得し、和食のクッキングコースを終了しました。また、テンプル大学ではマスターワインクラスの短期コースを受講し、現在はWSET(Wine and Spirit Education Trust)でワインに関する知識をさらに深めています。2018年には、ル・コルドン・ブルーの料理アカデミーに入学し、日本料理のディプロムを取得した後、ミシュラン2つ星の日本料理店「和気徳山本店」でプロのトレーニングプログラムを受けました。
厨房での教育と経験を生かしながらフィリピン料理の紹介も兼ねて、チャリティーディナーを開催したりしています。最近では、東京オリンピック・パラリンピック大会期間中、いくつかの会場で報道関係者や代表者のために食事を用意するシェフとして活躍しました。
マリヴさんの料理界におけるビジョンと情熱は尽きることがなく、常に最高の仕事ができるように自分を磨いている。 彼女は、日本料理の季節感や、1年のうちある一定の期間しか手に入らない食材を使った料理に魅了されていることを誇りに思っています」と伝えている。
≪フィリピン料理Suman (スマン)≫の紹介
スマンは記念日やおまつりなどのような特別な集まりの時に欠かせないフィリピン料理です。特に、クリスマスの時には、どこの家庭にも必ずあります。もち米をお砂糖とココナッツミルクで炊き、バナナの葉っぱに巻いてから蒸します。すぐ食べられる上、保存がききますので、忙しい年末の時には、お母さんの味方になる一品です。
フィリピンはチョコレートの産地でもありますので、スマンはチョコレートをかけて食べたり、または、マンゴーとも食べたりします。
今回は、中之条のそば粉、もち米粉、干し芋で作り、ヘルシーなスマンができました。その上に、フィリピンのチョコレートをかけてみました。
【編集 : Eula Casinillo】
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