【南シナ海で中国を監視】過去から未来、日本とベトナムのパートナー関係
Global News Asia / 2021年11月22日 9時0分
2021年11月22日-25日まで、ベトナムのファム・ミン・チン首相は、訪日中だ。日本とベトナムの関係は、18世紀末に日本の商人が貿易するためベトナムを訪れ、スタートしました。その後、歴史の変革もあり、1973年9月21日に両国が正式に外交関係を設立。1975年に日本は、ハノイに大使館を開きました。
その2年後、日本の福田武夫首相(当時)は、東南アジアに於ける外交政策を発表しました。幹の基本は、平和と繁栄に貢献する。多方面の分野で信頼関係を強化する。平等関係と団結を各国との協調により広めるの3つです。
この福田ドクトリン政策は、ベトナムを含む東南アジアに対して、日本の外交政策の基礎になりました。1992年、日本はベトナムに援助を再開して両国に重要な道を開き、親密な関係を深めました。
48年間(1973-2021)を経て、日本-ベトナム関係は良好で、政治、経済、文化教育、民間交流まで発展しました。両国は地域と世界フォーラムに於いて協力関係を形成しました。
外交・安全保障の両面で、元国家主席トルン・タン・サン訪日に、日本・ベトナムは、アジアの平和と繁栄のため戦略的なパートナーとして二国間関係を一層拡大し、強化しました。
首脳交流も活発に行われ、安倍晋三元首相と菅義偉前首相も、就任して初めての外国訪問にベトナムを選びました。今年9月、日本・ベトナムは国防協調に重要な進捗がありました。
岸信夫防衛大臣は初の外遊として訪越し、協調と国防設備技術移転の協定を締結。特に南シナ海に於いて日本の考えとベトナムの立場は基本的に同様だとして、国際法の厳守を強調。平和的に争いを解決。航海と航空の自由を保証。南シナ海で中国の不法な要求と行動を非難・監視するなどの内容です。
経済・社会の協力に於いて、日本は、ベトナムの重要な経済パートナーであり、第1に、ODA 援助国。第2の、投資国。そして第4の、貿易パートナーです。
経済関係は、日本への補助的な協力から、もっとバランスの取れた協力に進化させ、ベトナム経済が順調に発展し、日本の製造業における経営と労働力の補完に寄与するというものです。
税関の統計によるベトナム・日本の貿易額は、2012年から2020年に59%増加し、250憶から397憶ドルになりました。日本は常にベトナムへの一番のODA援助国で、全体の援助額の30%を占めています。注目するのは日本とベトナムの人的交流です。2020年末の時点で、在日ベトナム人は45万人弱になり、中国人に次ぎ、2番目に多くなりました。
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