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研究施設や生産工場など、海外からのベトナムへの投資順調!

Global News Asia / 2021年11月23日 9時0分

インタビューに答える、日系企業スタッフ

 2021年11月22日-25日まで、ベトナムのファム・ミン・チン首相は、訪日中だ。この2年、新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、世界経済も大きな打撃を受けた。ベトナムは当初から検疫体制を強化し感染拡大阻止を最優先したことから、ウィルスの封じ込めに成功し経済の基本部分は回復できた。

 感染防止の移動制限を段階的に緩和して、FDI企業は順次生産ラインを再開し、平常時に戻りつつある。海外投資家が一番重要視することは安定的な生産の継続を行える基盤にある。

 労働力を維持するため様々な政策を講じた。サプライチェーンの生産を維持するため、資材の流通が遮断されないよう多方面で協力体制を引いた。

 メイコーベトナムの井田副社長は「感染防止を徹底して生産を維持し注文に応えて、今年の成長目標10%増を達成できると思います」と話す。

 9月に、ファム・ミン・チン首相は3回も各国の企業団体や、大企業グループと会合を開き、コロナの影響や生産を継続するための課題についてヒアリングを行い、問題克服のため奮闘した。在ベトナムの各国企業はベトナム政府のコロナ対策を支持し、ベトナムと共にパンデミックを乗越えることで考えも一致した。

 東南アジアに於いて、ベトナムは海外から投資に最適な国であり、新型コロナ感染防止で、検疫を強化していた時期も撤退する企業は皆無だった。

 ナイキブランドのスニーカーを生産する112工場の内、88工場はベトナム南東部にある。コロナパンデミックの複雑な勢いで生産活動、経営計画に大きく影響を受けたが、ベトナムのフランス語誌・クーリエツによると、ナイキは引き続きビンヅオン県に投資して、工場を拡大する予定だ。現在すべての工場に従業員が戻り、平常な生産活動が再開されている。

 ドイツの国際公共放送 ドイチェ・ウェレ(DW)は『ベトナムから撤退する海外資本の大会社は無く、ドイツ商工会議所のAlexander Goets代表は「明確な方針の基、我々は具体的な計画を立てて、平常通りの生産継続のできる環境が経営にとって望ましい」と報じている。

 バックニン省にあるサムスンは、数億ドルを追加投資を行っている。現時点で、この地方には6.5憶ドルの海外から投資があり、昨年の1.5倍になった。年末までに目標の20億ドルを受入れる自信があると言う。

 Choi Joo Hoo べトナム・サムスン・グループ代表は「我々は研究開発センターに投資し、引き続き6工場を増設。生産を拡大・製品の多様化に対応するため2.2憶ドルを投資しました。ここには生産ラインだけではなく、我が社の戦略的研究開発拠点として重要です」と語っている。現時点に今年の海外からFDI投資には220憶ドルとなり、前年同時期比で4.4%を増化。一案件5000万ドル以上の大口投資も増えている。

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