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【コラム】それを世界共有の岩礁とするか、中国国土の島とするか…

Global News Asia / 2021年11月27日 8時0分

フィリピンの海

 「南シナ海判決」というものをご存知だろうか。南シナ海には、大小さまざまな岩がある。岩礁と呼ばれ、そこで人間が生活できるかどうかという点ではできない。潮の流れによっては、海上に存在する時としない時がある岩もある。そういう状態だが、それぞれに名称はついている。名称を付けると言うのは、ある意味、所有権を主張する際に必要だからだ。

 「南シナ海」という名前において、その海を自国の所有物とする国は国際法的には認められない。海は、公共のものである。そして、漁業など事業を行う上で、活動範囲を決める基準にあっても(200海里問題等)、激しくその境界を侵害しない限り海は、地球に生きるすべての者のモノである。

 2016年7月オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所は、フィリピンの訴状を認め、南シナ海の島々は、中国の所有にはあらずと言う判決を出した。…中国は、公式発表として、この判決を認めないとしている。

 それから5年の月日が過ぎた。兵士が常駐する岩礁に補給物資を載せたフィリピンの輸送船が、中国海警局の船に進路を妨害され、放水を受けた。2021年11月16日のことである。

 「中国には、この海域で自国の法を執行する権利はなく、違法。中国の自制心の無さが、両国間の関係を危険なものにする」とフィリピン外務省は公式に語っている。

 中国では今、漁民までも中国海上常民兵として武装化させている。見た目は、ただの漁船だ。潮の流れによって、たまたまフィリピンの海域に流れ着いてしまったと、捕らわれれば詭弁を使うのだろう。
しかし、潮の流れによって舳先だけでも、フィリピンの漁船が、中国の海域に入ってしまった場合、この漁船群は、中国海軍の仕事をする。

 中には、200隻ものこの中国の武装船が、何食わぬ顔でフィリピンの海域、南シナ海に結集した事実もある。フィリピンだけではなく、通行する各国の船舶の邪魔をした。

 今、中国は、日本の買い手のつかない土地を買い占めている~一説によると北海道の半分が中国資本とも言われる。また民営化した日本郵政も中国企業が叩いて買ったという話もある。LINEで話したたわいもない話すら、中国は握っているらしい。

 仮にフィリピンの岩礁を、中国の領土としてしまったら、南シナ海に面する国家全てが中国国土になるのではないだろうか。

 フィリピンも来年5月に新しい大統領に代わる。今後、毅然とした態度を中国にとれる大統領が望ましい。そして、南シナ海の平和の旗振り役を担って欲しいものだ。
【編集 : fa】

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