フィリピンを舞台にした映画『なれのはて』新宿K’s cinemaで、12月18日から上映開始
Global News Asia / 2021年12月3日 12時0分
2021年12月2日、スラムで生きる男達・ドキュメンタリー映画『なれのはて』の、粂田 剛 監督は、YouTube・日本最初のネットニュース報道番組『ニューズ・オプエド』にゲスト出演し映画をPRした。
フィリピンの貧困地区で生きる日本人の男たちを7年追い続けた粂田剛監督の自信作。2020 東京ドキュメンタリー映画祭の長編部門グランプリ・観客賞を受賞している。
マニラの貧困地区、路地の奥にひっそりと住む高齢の日本人男性たち。「困窮邦人」と呼ばれる彼らは、まわりの人の助けを借りながら、僅かな日銭を稼ぎ、細々と毎日を過ごしている。警察官、暴力団員、証券会社員、トラック運転手…かつては日本で職に就き、家族がいるのにも関わらず、何らかの理由で帰国しないまま、そこで人生の最後となるであろう日々を送っている。
本作は、この地で寄る辺なく暮らす4人の老人男性の姿を、実に7年間の歳月をかけて追ったドキュメンタリーだ。半身が不自由になり、近隣の人々の助けを借りてリハビリする男、連れ添った現地妻とささやかながら仲睦まじい生活を送る男、便所掃除をして軒下に居候している男、最も稼げないジープの呼び込みでフィリピンの家族を支える男…。カメラは、彼らの日常、そしてそのまわりの人々の姿を淡々と捉えていく。
上映スケジュール
12/18〜 K’s cinema(新宿)、
2022/1/8〜 神戸アートビレッジセンター(神戸)、
1/22〜 第七藝術劇場第七藝術劇場(大阪)、
1/28〜 出町座(京都)、
2/12〜 横浜シネマリン(横浜)。
また、名古屋シネマテーク(名古屋)、KBCシネマ(福岡)、宮崎キネマ館(宮崎)でも上映が決まっており、日程を調整中。
【編集 : Eula Casinillo】
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