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【コラム】計画的な犯行と言えるかもしれないー中国サイト

Global News Asia / 2021年12月10日 6時0分

宅配のイメージ

 韓国人は、SNS・サイトを通して買い物をよくする国として知られる。すでに独自の大手サイトが構築され、あのAmazonですら撤退しなければならないほど、国民は自国の業者に家まで配達させるのが「買い物」の当たり前としている。

 もちろん、韓国のサイトにないモノは、隣国中国のサイトから購入する。国交は断絶していないので、中国の業者が直接配達することも充分にある。

韓国には、京畿道利川(イチョン)がある。
北朝鮮には、江原道伊川(イチョン)がある。
漢字で書くと、違うが、英字で書くと同じになる。

 韓国のイチョンに配達を頼んだ品物が、北朝鮮のイチョンに配達された。送られたのは、スマートフォンの液晶画面9万ウォン(約8600円)。配達から11日経っても品物が届かない韓国人は、追跡をしてみた。「北朝鮮イチョンhrの配送完了」となっていた。もちろん、購入者はサイトに苦情を申し出た。しかし「北朝鮮に送られた商品を見つけることは困難」として、約97万ウォン(92700円)の補償金が提示された。

 こういうことは、珍しいことではない。全羅南道順天(スンチョン)の住民が注文し、アップル社の中国上海物流センターから出荷された商品が、北朝鮮の平安南道順川(スンチョン)に配達された。この時は、アップルから新しい製品が送られた。

 スマホにしてもアップル製品にしても、北朝鮮の一般の民が使えるものでもない。配送場で働く者の中に、北朝鮮に送る係がいるとしたら、これからも、不思議な誤配は多くなることだろう。
【編集 : fa】

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